世論を誤誘導する論調をやめよ

次期総裁、小泉進次郎氏、安倍晋三首相、石破茂氏が横一線 自民党支持層では首相が独走

産経・FNN合同世論調査

http://www.sankei.com/smp/politics/news/180618/plt1806180032-s1.html

産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)が16、17両日に行った合同世論調査で、9月の自民党総裁選で選出される次期総裁にふさわしい人物を聞いたところ、小泉進次郎筆頭副幹事長が26・9%で前月比3・6ポイント増え、トップとなった。2位は連続3選を目指す安倍晋三首相(党総裁)の25・2%で、同2・8ポイント上昇した。前月トップだった石破茂元幹事長は、同0・9ポイント減の24・1%で3位に後退した。

全体の調査では3氏がほぼ横一線だが、自民党支持層に限ってみると、安倍首相が49・4%と同4・6ポイント上昇し、小泉氏(21・4%、同3ポイント増)と石破氏(13・9%、同6・4ポイント減)に大差をつけた。

 首相が支持を伸ばしたのは、12日の米朝首脳会談を受け北朝鮮情勢が流動化する中、トランプ米大統領と緊密に連携する首相への期待が高まったとみられる。

 石破氏は、立憲民主党の支持層で38・3%(首相は1・6%)、日本維新の会でも34・6%(同23・1%)の支持を集めた。公明党支持層でも石破氏への支持は27・3%と、首相の24・2%を上回った。無党派層では小泉氏が31・9%、石破氏が28・3%と続き、首相は11・1%だった。







【感想】

産経は朝日・毎日に比べて、まともだと思っていたが、こんな記事を書いていた。仮にも政治記者なら、自民党総裁選で投票に参加できるのは党所属の国会議員と党員・党友だけだと言うことは常識である。けれども投票資格もない人も含めて「全体の調査では3氏がほぼ横一線」と世論を誤誘導して、多数の国民が安倍総裁の3選を望んでいる訳ではないと印象付ける論調であった。そもそも、主権者である国民の民意が直接かつ完全に反映される国政選挙で、自民党は3分の2を獲得した。その総裁が首相になることは民主主義のルールに則っている。あきれることは、親中派の巣窟の立憲民主党の支援者が石破氏を次期総裁に支持していると報道していたことである。産経までチャイナマネーに毒されたのかと疑ってしまった。そして、狡猾だと感じたのは、タイトルが「自民党支持層では首相が独走」となっており、9月に安倍総裁が3選した時に、「弊社はフェイクニュースを流していなかった」とアリバイを主張できるように布石を組み入れてあると思えたことである。ちなみに、自民党国会議員によると、既に国会議員過半数は安倍支持で固められており、もし決選投票に持ち込まれても、安倍圧勝は間違いないとの票読みはできているようだ。



(参考URL)
自民党総裁選について知る
https://www.nikkei4946.com/zenzukai/detail.aspx?zenzukai=220




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