本日の将棋をきっかけに、人工知能の将来像を考察する

豊島八段が初タイトル…羽生竜王棋聖敗れる

https://www.yomiuri.co.jp/culture/20180717-OYT1T50102.html


人間より公平?法曹界で進む人工知能活用 「AI裁判官」は生まれるか

http://www.sankei.com/smp/premium/news/180717/prm1807170002-s1.html


【感想】

羽生善治棋聖のタイトル獲得通算100期ならず」のニュースが入った。羽生竜王は史上最強の棋士と呼ばれる将棋界の第一人者である。今期の名人戦佐藤天彦名人は、その羽生さんを負かした。そして、今期の叡王戦でコンピュータソフトは現役名人の佐藤天彦さんを倒した。この出来事は、将棋という土俵の上で、人間とAIが競い合う時代の終焉宣言となった。


ところで、私が初めてAIなる言葉を耳にしたのは、三十数年前のことである。当時のパソコン業界の流行語には、ラップトップ・CG・オブジェクト指向・OS2・人工知能などがあり、その中でAIが実用化に最も時間がかかると感じていた。まだ、ノートパソコン・携帯電話・Windows・インターネットが本格的に登場する前の時代である。その後、AIは話題性として下火になったが、ディープラーニング機能を獲得して、ブレイクスルーを果たした。象徴的な出来事として、囲碁界でアルファ碁が世界トップクラスの棋士(李セドル)に勝利したことは、AIの実力を世界に知らしめた。


今後、人工知能は、AI裁判官、AI医療診察、AI犯罪予測、AI軍事参謀など幅広い分野での応用が考えられている。


それほど遠くない将来に、AIが真のお父様のマルスム選集や説教を全てデータベースに蓄えて、お父様が実際に説教された内容と似た文脈で、AIが創作した説教を、お父様の音声に似た声で、イントネーションも真似て、AI説教をするようになるだろう。そして、お父様の身近で侍られた方が、AI説教を観ても、過去の録画ビデオを観ているような感覚になるだろう。


また、一般家庭の中でも、数ヶ月間、盗聴するように会話内容を録音しておき、夫婦の一方が霊界に旅立った後に、AIが録音データを解析し、地上に残された一方が、まるで生きている相対者と会話しているような感覚で、AIと話ができるようになるだろう。


原理によって、地上生活と霊界生活はつながっていると教えられているが、徐々に仮想現実(VR)の世界との垣根も低くなって行くと思う。




by ロード



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