米中貿易戦争とイラン制裁で世界は一変する

【DHC】8/31(金)上念司×大高未貴×居島一平虎ノ門ニュース】





開始後108分〜111分

【内容】

トルコはイランやロシアと仲良くして、イランはチャイナと仲良くしている。トルコは外資が引くと国家破産しかねない。イランの景気は悪い。もしトルコが倒れると他の新興国であるブラジル・アルゼンチン・ベネズエラに飛び火するだろう。輸出が調子良いインドとチャイナは暴落していないが、米中貿易戦争によりアメリカは本気でチャイナを潰しにかかっているので、中国経済は危ない。おそらく、9月の2000億ドルの関税もかけるだろう。その時、もしチャイナが通貨安政策をすれば、アメリカから、為替操作だと言われて、より強い制裁を呼び込むことになる。人民日報が煽って、振り上げた拳を下ろせなくなっている。中国経済は長期停滞となる。米中貿易戦争により習近平独裁が揺らいだ。イラン制裁に加わって石油禁輸するなら、アメリカ産シェール石油を買って貿易赤字減らしに協力すれば良い。





【感想】

戦争は世界地図を塗り替えてきた。大東亜戦争開戦前の日本に対する石油禁輸は実質的にアメリカからの宣戦布告であり、正に国家存亡の危機であった。今回の2000億ドル追加関税も、これに匹敵する大打撃となり、中国はもちろん中国寄りの新興国への影響も甚大である。習近平は独裁体制を築いたと言われていたが、一連の責任を負わされて都合よく失脚する立場に立たされているとも言える。中国にすり寄っていた事大主義の北朝鮮や韓国、中国に近づいていたイランなどは、この先どうするのだろうか。信念も節操もない見苦しい醜態をさらすのだろうか。それとも、苦し紛れの軍事挑発をして自滅の道を突き進むのだろうか。




by ロード



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