日本国紀(百田尚樹著)を完読して

期待以上に良い本でした。日本を誇りに思い、日本が好きになるエピソード満載でした。日本史の教科書の副読本として推薦する声もあり、正しく日本の立場を主張するため、英語を始め外国語に翻訳して出版すべきと言う意見もあります。



しかし私は特に、日本聖殿信徒に推薦したい一冊です。日本の歴史書と言うよりも、救国救世運動に関わる基礎知識の学習書であり、「日本之情 忠孝之源」の礎を築いた名君や偉人の気概や気骨を肌で感じられます。



日本の通史をストーリー性を持たせながら、たったの1冊で扱い、幕末以降に6割を占めさせて、現代との繋がりの深い近現代史を重要視しています。




最も感動した箇所は、タイのククリット・プラモート元首相の言葉でした。

「日本のおかげでアジアの諸国はすべて独立した。日本というお母さんは難産して母体をそこなったが、生まれた子供はすくすくと育っている。今日、東南アジアの諸国民が米英と対等に話ができるのは、いったい誰のおかげであるのか。それは身を殺して仁をなした日本というお母さんがあったためである。十二月八日は、我々にこの重大な思想を示してしれたお母さんが一身を賭して重大決意をされた日である。我々はこの日を忘れてはならない」

この箇所を読んで胸が熱くなりました。母の国の使命を果たすため、全てを捨てて献身し、海外宣教・救国献金・総生畜献金はじめ様々な摂理を乗り越えてきた日々の思いが重なりました。




艱難時代後半の世界情勢と日本の立ち位置で判断を誤らないためには、三代王権のみ言と統一原理を絶対中心に置き、ユダヤ系グローバリストの視点の研究を加え、日本国紀で補えば、相当見通しが良くなると思いました。


本文の最後で「五十年後、はたして日本はどのような国になっているだろうか。私はその姿を見ることは叶わないが、世界に誇るべき素晴らしい国家になっていることを願いながら、筆を擱く。」と百田尚樹氏は結んでいる。我々は彼よりも五十年後の世界をイメージできると自負している。サンクチュアリの立場は自由だけれど、その責任は極めて重大である。


そして、「社会現象となった日本国紀を読もう!」という国民運動を巻き起こすことは、神の摂理に適っていると感じます。





by ロード




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