ファーウェイの排除ではなく壊滅を狙っている

パナソニック、ファーウェイと取引中止も 米禁輸で社内通達

https://www.sankei.com/smp/economy/news/190523/ecn1905230020-s1.html

パナソニックは22日までに、米政府による中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に対する禁輸措置を受け、自社でも措置の対象となる製品についてはファーウェイとの取引を中止することを決め、社内に通達した。米国外で生産された製品でも、米国製の部材や技術が一定以上使われていれば禁輸措置に抵触するためで、該当製品を調べている。

 パナソニックは華為向けに電子部品などを納入しているとみられ、対応について「現在、米国の措置内容の細目を確認中だが、当社としてはその内容を順守していく」とコメントしている。









【感想】

トランプ政権がファーウェイ排除を強化し、米企業はファーウェイとの取引き停止の方針となった。グーグルがアンドロイドOSの提供を停止し、インテルクアルコム半導体部品の供給を中止する。イギリスの半導体設計企業アームはライセンスを停止し、この流れを受けて、パナソニックも電子部品の納入中止に舵を切った。こうした状況の中、もし台湾の半導体受託製造メーカーTSMCが同調すれば、たとえ、任CEOが強がっても、さすがに日米欧でのファーウェイ販売は苦境に立ち、中国国内と東南アジア・中東・アフリカなどで生き残り経営を模索することになる。ファーウェイ問題ひとつを取ってもトランプ政権の対中本気度が理解できる。昨年、経営危機まで追い詰めたZTE以上にファーウェイには厳しく当たり、ファーウェイを排除しているのではなく、ファーウェイを潰しにかかっているようだ。





by ロード




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