女系天皇容認、日本を否定する破壊工作

立民が「女系天皇」容認 国民との違いが浮き彫りに

https://www.sankei.com/smp/politics/news/190611/plt1906110035-s1.html

立憲民主党は11日、「安定的な皇位継承を確保するための論点整理」を取りまとめた。皇位継承資格を「女性・女系の皇族」に拡大し、126代に及ぶ男系継承の伝統を改める考えを打ち出した。「女性宮家」創設の必要性も強調した。一方、国民民主党皇位検討委員会」は同日、男系維持に主眼を置いた皇室典範改正案の概要を玉木雄一郎代表に提出。両党間で皇室観の違いが浮き彫りとなった。

 立憲民主党の「論点整理」は伝統的な男系継承について「偶然性に委ねる余地があまりに大きい」と指摘した。また、「現代における男女間の人格の根源的対等性を認める価値観は一過性ではない」などと明記した上で、女系天皇を容認すべきだと訴えた。皇位継承順位に関しては、男女の別を問わず、「長子優先の制度が望ましい」とした。

男系を維持する手段として旧皇族を皇室に復帰させる案は明確に否定。「今上天皇との共通の祖先は約600年前までさかのぼる遠い血筋だ。国民からの自然な理解と支持、それに基づく敬愛を得ることは難しい」と断じた。

 また、皇族減少に歯止めをかけるため、女性皇族が結婚後、宮家を立てて皇室に残り皇族として活動する女性宮家の創設を訴えた。

 一方、国民民主党女系天皇を「時期尚早」として認めず、改正案も男系を維持する内容だ。ただ、過去に10代8人いた「男系の女性天皇」の皇位継承は認める。きょうだいの中では男子を優先した。

 皇統に関しては、共産党がすでに女性・女系天皇に賛成する立場を明らかにしている。3党は参院選の32ある改選1人区の全てで候補を一本化したが、最重要の皇室をめぐり、「立憲民主党共産党」と「国民民主党」の間で方向性の違いが表面化した。(内藤慎二)









【感想】

女系天皇容認は、男女平等を隠れ蓑にした国体破壊工作である。ましてや悠仁親王殿下がご健在の現状で、愛子内親王殿下と皇位継承で争いの種となる皇室典範改正は不要である。この件で立憲民主党の本性は共産党と同じだと分かった。国民民主党の主張する男系の女性天皇は先例こそあるが、より優先度の高い、旧宮家東久邇宮家の皇籍復帰の準備や男系男子の皇位継承権の候補者リスト作成などを手掛けるべきである。そして、女性宮家の創設は、皇位継承問題の解決にはならない。倉山満氏は、先例・男系・直系を主張している。また、男系継承は女性を排除し差別しているという意見があるが、一般女性は皇族になり得ても、一般男性は決して皇族になれない点を考えると、むしろ男性を排除しているとも言える。何よりも126代続いている世界最長にして最古の伝統の重みを軽く見てはならない。天皇という国家の柱がいらっしゃったので、幾たびも国難を乗り越えられたのであり、もし天皇のご存在がなければ、日本はとっくに雲散霧消していた。





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