文在寅よ、撤回要求の前に、信頼回復せよ

韓国・文在寅大統領、日本の輸出規制強化撤回を要求 「企業に実害なら対応」

https://www.sankei.com/smp/world/news/190708/wor1907080015-s1.html

【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅ムン・ジェイン)大統領は8日、日本政府による韓国への半導体素材の輸出規制強化措置について「韓国企業に実害が発生した場合、政府としても必要な対応を取らないわけにはいかない」と述べ、対抗措置の可能性を示唆した。「そうなるのを望まない」とも続け、日本側の措置撤回と両国間の「誠意ある協議」を求めた。

 大統領府の会議で語った。日本政府の1日の措置発表以来、文氏が立場を明らかにしたのは初めて。

文氏は「互恵的な民間企業間の取引を政治的な目的で制限しようとする動きを、韓国だけでなく、全世界が憂慮している」と日本の対応を批判。日本が唱えてきた「自由貿易の原則」に立ち返るよう求めた。

 重要素材の海外依存から脱却するための長期的な政策や官民による「非常対応体制」の検討に触れるとともに、「対応に真っ向から応じる悪循環は両国双方に決して望ましくない」と自制の必要性も強調した。

 「外交的解決のためにも落ち着いて努力していく」と語ったが、両国間の信頼が損なわれる原因となった日本企業に賠償を命じたいわゆる徴用工判決への具体的対応には触れなかった。








【感想】

まず、輸出規制強化でも輸出管理強化でもなく、今までホワイト国として優遇していた立場を、信頼が損なわれたため、普通の国として扱うことになっただけである。インドネシアなどは取り引きごとに申請して何の問題もなく、EUはもともと韓国を優遇国扱いしていない。有機ELディスプレーの材料フッ化ポリイミド、ナノ単位の回路を形成するための感光材のレジスト、回路を浮かび上がらせるエッチングガスのフッ化水素、の三品目は、戦略物資であり、フッ化水素はウラン濃縮や化学兵器製造にも使用される。韓国の在庫管理は、ずさんで数量が合わず、不適切な事案があり、中国やロシアを経由して北朝鮮やイランへの横流し疑惑となっている。慰安婦問題では一方的に財団を解散し、いわゆる元徴用工判決では、日韓請求権協定に基づく仲裁委員会を設置せず、レーダー照射問題でも不誠実な対応を取りながら、今回だけ「誠意ある協議」を求めてきた。そして、日本の措置は、安全保障上の対応なのでWTOに抵触していない。それでは最近、北朝鮮の首席報道官から北朝鮮外務大臣に昇格した文在寅に、どんな対抗策があるのか見てみることにしようか。





by ロード




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