チョグク任命強行、韓国社会の分裂加速

文氏、「国民統合」無視した任命強行 国論分裂の加速認める

https://www.sankei.com/smp/world/news/190909/wor1909090011-s1.html

【ソウル=名村隆寛】韓国の文在寅ムン・ジェイン)大統領が強行したチョ・グク氏の法相任命は「国民統合」を掲げてきた文政権の目標に反し、韓国社会の分裂を加速させている。

 任命は当初、開催が危ぶまれていた国会の聴聞会の有無にかかわらず、文氏により強行されることが必然視されていた。文氏の要請で開かれた聴聞会では「チョ氏の明白な違法行為が確認されず」(文氏)、形式上、問題はなかった。

 しかし、文氏は「チョ氏への疑惑提起や妻の起訴で、任命への賛成と反対が激しく対立している」と指摘。「国民の分裂が続きかねない状況を見つつ、大統領として深く心配をせざるを得なかった」と法相指名以降、意に反して国論分裂が進んだことを認めた。

娘が特別待遇を受けたと疑われているチョ氏の騒動を通し、文氏は「公平と公正の価値に対する国民の要求と喪失感を再び切実に感じた」とし、「韓国政府は国民の要求を深く受け入れる」と国民に理解を求めた。ただ、この呼びかけを文氏の支持者はともかく、どれだけの国民が信じ、歓迎しているのかは判然としない。

 保守系最大野党の自由韓国党は「韓国の法治主義は死んだ」「憲政史上、最悪の人事」などと非難。国会ボイコットやチョ氏の解任建議案提出など、あらゆる手段で争う構えだ。

 チョ氏起用での文氏の最終決定は、政界のほか、大統領府と検察、国民レベルでも対立に一層、拍車をかけている。









【感想】

チョグクはチュチェ思想信奉者であることを隠そうともしない筋金入りの共産主義者である。歴代韓国大統領は例外なく悲惨な余生となっている。文在寅はチョグクに検察改革をさせて、自身の逃げ切りを図ったとも言われる。チョグクは司法を支配下に置こうとしている。チョグクの法相就任により、事実上、韓国の三権分立は消滅した。検察改革と耳障りの良い言葉を使っても、実際は文在寅とチョグクが恣意的に裁ける独裁体制を狙っている。ところで、韓国経済は、過去何度もデフォルトしている。そして、現在1ドル1200ウォン周辺の危険水域を彷徨っている。文在寅政権のまま、デフォルトを起こすと、以前の様に日米に助けてはもらえない。また、安全保障面でも北は、まるで催促するかのようにミサイル発射を繰り返している。この様な時に、韓国はジーソミア破棄により、日米との関係を冷え込ませた。色々な意味で韓国の終末時計は進んでいる。





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