トランプ氏、米朝協議に意欲「彼らは対話したがっている」

トランプ氏、米朝協議に意欲「彼らは対話したがっている」

https://www.sankei.com/smp/world/news/191004/wor1910040002-s1.html

トランプ米大統領は3日、近く再開される見通しの米朝実務者協議について、「彼ら(北朝鮮)は対話をしたがっており、われわれは間もなく彼らと話す」と語り、意欲を示した。米朝は4日、スウェーデンストックホルムでの予備接触を経て、実務者による協議に臨む見通し。

 米国務省は2日、北朝鮮による潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射に関し、「挑発を控え、国連安全保障理事会の決議に基づく義務を順守するよう北朝鮮に求める」とする声明を発表しており、実務者協議でもミサイル問題が重要議題の一つになるとみられている。(ワシントン支局)








【感想】

米朝首脳会談ではなく、米朝実務者協議なので、友好ムードもなければ、決裂もなく、互いの主張が平行線となる可能性が高い。ましてや、北朝鮮側の実務担当者は、勝手に妥協することは許されない。こうした展開が予想される中で、どのような理由から、北朝鮮は対話を望んでいるのだろうか。ミサイル発射を連発したことが、どのような伏線となっているのだろうか。トランプ政権を納得させ、食糧支援なり制裁緩和なり引き出せる軍事的譲歩の用意があるのだろうか。それとも、休戦協定を平和協定に転換する提案をし、在韓米軍を足止めさせて、韓国軍の内部に忍び込ませた工作員による偽旗作戦でも企んでいるのであろうか、全く予断を許さない。ただ、ハノイ板門店と実のない接触が続いたので、今回の実務者協議では、何らかの実のある結果を出そうと北朝鮮側は焦っているように思える。





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