鉄杖祝祭を中心とする激動の世界情勢

中国は態度硬化か 米中閣僚協議始まる トランプ氏、中国副首相と会談意向

https://www.sankei.com/smp/economy/news/191011/ecn1910110006-s1.html

【北京=三塚聖平、ワシントン=塩原永久】米国と中国の両政府は10日、ワシントンで閣僚級貿易協議を始めた。トランプ米大統領は同日、ツイッターで、協議2日目の11日に中国の劉鶴副首相と会談すると表明した。両政府は争点の中国による構造改革で隔たりが大きいが、米国が15日に予定する対中制裁強化の再延期に向けて着地点を探る。

 香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは10日の協議前、事前に行われた次官級協議で進展がなかったとの関係者の見方を伝えた。技術移転の強要といった米側が重視する構造改革について、中国側が話し合いを拒んだという。

トランプ氏は10日、「中国は取引したがっているが、私はどうだろうか?」とツイッターに投稿し、閣僚協議での中国の出方を見定める姿勢を示した。

 米政府は15日に2500億ドル(約27兆円)分の中国産品に上乗せした追加関税の税率を引き上げる予定。当初1日に発動予定だったが15日に延期していた。閣僚会合で双方が一定の歩み寄りをみせれば、米政府が再延期する可能性もある。

 中国側からは協議への期待値を下げるような見方が出ている。共産党機関紙、人民日報系の環球時報は10日の社説で「目前に控える協議はかなり厳しく、結果は不確実だ」と伝えた。限定的な合意に至る可能性も指摘され、その際は中国による米農産品の購入と、米側による対中関税の引き上げ措置見送りといった「ミニ・ディール(取引)」になるともみられている。








【感想】

国際情勢の専門家が100年に1度の大変革期だと驚いている。世界各地で同時多発的に問題が噴出している。香港デモの勢いは衰えず、ブレグジットは今月末となり、反文在寅デモには実際100万人が集い、トルコとクルドが軍事衝突し、米朝実務者協議は決裂し、ホルムズ海峡やサウジアラビアで火の手が上がり今日もイランタンカーが攻撃された。世界全体が産みの苦しみに喘いでいるようだ。カイン圏における最大の問題は、米中対立であり、米中閣僚級協議では限定的な合意と予想されている。アベル圏においては、鉄杖祝祭で分水嶺を越えて、大きく天運を引き寄せようとしている。そして、晴れ晴れとした気分で、日本では22日に、即位礼正殿の儀が執り行なわれ、195ケ国の外国賓客を招いて、新しい時代の到来をお祝いする。





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