聖書予言とプーチン・エルドアン・ロウハニの握手
クルドとアサド政権の“手打ち”演出 強まるロシアの影響力
https://www.sankei.com/smp/world/news/191015/wor1910150019-s1.html
トルコによるシリア北部への攻撃が続く中、SDFとアサド政権軍が異例の協力態勢を敷いたことについて、ロシア政府高官は15日、両者を仲介したことを認めた。ロシアには、米軍撤収でシリアに生まれる「力の空白」を自国の影響力拡大に結びつける狙いがある。
高官は「両国国境はシリアの政権軍が展開し、安全が確保されなくてはならない」とも述べ、周辺の複雑な民族のバランスを崩すべきではないとトルコを牽制した。
トルコと軍事、経済的な結びつきを強めるロシアには、SDFとアサド政権に手を結ばせることで軍事行動にブレーキをかけ、トルコとの交渉カードにする意図もうかがえる。
ロシアは、トルコやイランとともに、国連主導のシリア和平協議とは別の枠組みを設けるなどして協調態勢を築いた。だが、SDF排除のためにシリア北部を自国勢力圏としたいトルコと、シリア全土の掌握を目指すアサド政権を支えるロシアの利害は必ずしも一致しない。在トルコのジャーナリスト(52)は「ロシアはトルコの攻撃開始の前から、SDFとアサド政権の協力体制の構築を模索していた」と分析する。
その半面、対米関係が悪化しているトルコのエルドアン政権に対し、ロシアは原発建設や天然ガス供給、さらには防空システム「S400」を供与するなどして取り込みを図ってきた。形になりつつある米国への対抗軸は手放したくないのが本音と思われる。
ロシアにすれば、味方に取り込みたいトルコとアサド政権が衝突することは望ましくない。当面は両者の間で過度に緊張が高まることがないよう振る舞いつつ、落とし所を探るものとみられる。(カイロ 佐藤貴生)
【感想】
9月の写真とは言え、ロシアのプーチン大統領、トルコのエルドアン大統領、イランのロウハニ大統領が握手した。エゼキエル書のハルマゲドン戦争では、ロシア・トルコ・イランがイスラエル・アメリカに攻め込むと解釈されている。現在、ペンシルベニアを中心に世界が激しく揺れ動く中、どの様な形で決着するかを正確に見通すことは困難ではあるが、いよいよ最後の時が近づいて来た予感がしてきた。
by ロード
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