「天啓 イエス・キリスト物語」を完読して

正に、天からの啓示、地響きを立てて怒涛の愛の津波が押し寄せ、小賢しい雑念を根こそぎ洗い流してくれた3日間であった。万感胸に迫る期待以上の傑作であった。

私はイエス・キリストの映画を数本観たことがある。「キング・オブ・キングズ、パッション、ジーザス、ゴルゴダの丘、など」どれも、深夜に見始めると途中で辞められなくなり、明け方まで観てしまった。当然ではあるが、どれも聖書をベースにした映画化である。例外的に「最後の誘惑」だけは異なる視点からの映画であった。十字架上のシーンはクライマックスであるが、「天啓」における20頁を超える十字架シーンの描写は圧巻であり他を圧倒していた。私は、かつてイエス様は十字架の後で地獄に行き、そこで3日間サタンとの壮絶な闘いに勝利したので、復活の奇跡を起こすことができたと考えていましたが、「天啓」を読んで十字架上の3時間は、復活の条件たり得る神々しい歩みだと深く感銘を受けた。

「天啓」には、聖書に書かれていない内容もあった。私は入教した頃に噂で耳にしたことを90年代に、お父様から直接日本語で聴きました。「今は時が来たので皆さんに教えてあげることができるんだね。イエス様の父親はザカリアなんだね。」精霊によって身篭ったとする聖書の記述を超える奥義を再臨主から直接明かされ感動しました。

それから、賢者シケムの話、イスカリオテのユダとマグタラのマリアのくだり、は初めて耳にする内容であったが、これらも95%は真実であると信じる。1年前に古川氏の礼拝を拝見し、「小説を書き上げると神様から、サンクチュアリの江利川さんに渡しなさいと啓示があった。その時、サンクチュアリを知らず、インターネットで調べた。江利川さんに会った時に、こんな人いたかなと思った」という証しを聞いて不思議な感覚になり、「天啓」は文字通り天からの啓示の書であると感じ、今回もう一度礼拝動画を拝見した。

神様と真のお父様に直接育てられ導かれてサンクチュアリ
古川健治
2018.12.9

https://youtu.be/mVQNzP0DM9s

余談ですが、私も似たエピソードがあり、身近に感じた。私が研修店舗にいた時、街頭伝道で、どうしても大判焼きが食べたくなった。そして、班長を通して所長の許可を得て食べた。とても美味しくて感動した。

「天啓」は、神様・お父様・イエス様、からの啓示の書ではありますが、冒頭でご本人も「インスピレーションを文字で表現するところには人の主観も影響している」と述べられている様に、5%は人間の責任分担が含まれる。ひとつの例として、228頁の「指示」は「支持」だと思う。

そして、最も印象に残ったフレーズは、230頁の「ラビ、羊を襲う狼も、教育すれば羊を守るようになるのです」でした。私には、このフレーズが「命を奪うことのできる銃も、正しく使えば命を守るようになるのです」と主張しているように思えた。

「天啓」がベストセラーになる頃には、お父様が再臨主として社会から認知され、聖句以上にみ言が認められる時代となっているだろう。そして、その頃「天啓」は何度も映画化されるだろうと確信した。






by ロード





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