イラン、指導部内で強まる対米報復論

【イラン司令官殺害】指導部内で強まる対米報復論 

https://www.sankei.com/smp/world/news/200104/wor2001040005-s1.html

ベイルート=佐藤貴生】革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官が米軍に殺害されたことを受け、イランの国防、外交全般を統括する最高安全保障委員会は3日、緊急会合を開き、「米国は報いを受けることになる」などとする声明を出した。ロイター通信が伝えた。

 最高指導者ハメネイ師も米国を念頭に「厳しい復讐」に言及しており、イラン指導部内で対米報復論が強まっている。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、緊急会合にはハメネイ師も出席。報復の手段について協議したもようだが、内容は明らかになっていないという。

カタールの衛星テレビ局アルジャジーラによると、イラン国内では3日、各地で総勢10万人が「米国に死を!」などと叫んで司令官の殺害を非難し、反米デモを行った。ソレイマニ氏の遺体は殺害されたイラクの首都バグダッドから近くイランに搬送され、葬儀が行われる見通しだ。

 イランでは昨年11月、過去最大規模ともいわれる反政府デモが起きており、国民の間で知名度が高かったソレイマニ氏の殺害を団結に利用したい指導部の狙いもちらつく。

一方、イラクの政界でも首都バグダッドの空港がソレイマニ氏の殺害現場となったことを受け、米国への反発が強まっている。

 ロイター通信によると、国会の最大勢力と第2勢力を率いるイスラムシーア派の指導者が駐留米軍を撤収を求めることで合意し、法制化を目指す動きが出ている。イラクの国民の約6割はイラン指導部と同じシーア派で、イランと連携する民兵組織も存在する。

 レバノンヒズボラやイエメンのフーシ派など、他の周辺国のシーア派民兵組織も一様に米国を批判している。シリア内戦でイランやソレイマニ氏の支援を得て反体制派を掃討してきたアサド政権も、「犯罪的な米国の攻撃」を非難した。

 ハメネイ師は3日、ソレイマニ氏の後任にコッズ部隊ののイスマイル・ガアニ副司令官を任命した。時間をおかずに後継者を指名し、米国をにらんで態勢や士気を維持する狙いとみられる。









【感想】

トランプ政権は、ソレイマニ司令官が数多くのテロ事件を首謀したと見ており、自衛権を発動した予防的措置と主張している。しかし、中東の各国、イラン・イラクを始め、レバノン・イエメン・シリアなどでは、アメリカ非難の声が上がっている。ソレイマニは、近日中に、アメリカ人を狙った大規模なテロを計画していたと言われている。ビンラディンフセイン・バグダディ・ソレイマニなどのテロリストは報いを受けた。テロリストにやりたい放題させることは、キリストの寛容や許しの精神とは異なる。亨進二代王様は、今年は長成期の闘いの時であると語られました。中国共産党・中東のテロリスト・北朝鮮の独裁者・家庭連合の反アボジ主義・自分自身の邪心と闘わなければなりません。悪に対して「仲良くしましょう」と言っているだけでは、サタン分立はできず、決して明るい未来は来ないと思う。





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