中国、全人代の開催延期へ (再)

中国、全人代の開催延期へ 新型肺炎の感染拡大で

https://www.sankei.com/smp/world/news/200217/wor2002170016-s1.html

【北京=三塚聖平】中国国営新華社通信は17日、来月5日に開幕予定の全国人民代表大会全人代=国会)の延期を討議することが決まったと報じた。全人代常務委員会を24日に開いて、第13期全人代第3回会議の延期案について審議する。事実上、全人代の開催延期が決まった形だ。肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置で、中国の重要政治日程である全人代の延期は極めて異例。

 全人代は1998年以降は毎年3月5日に開幕している。現時点で、具体的にいつまで延期されるかは不明。今後の感染状況を見て判断するものとみられるが、4月上旬に予定される習近平国家主席国賓訪日など外交・経済日程にも影響を与える可能性がある。

新華社は、湖北省武漢市などで新型肺炎の発生が続いていると指摘。その上で疾病蔓延(まんえん)の阻止に向けて、「肝心な時期にあり、力を集中し、全力で事態の対処に当たらなければならない」と強調した。全人代に合わせて3月に開かれる国政助言機関、人民政治協商会議(政協)についても17日、事実上の開催延期が決まった。

 全人代は、全体会議を毎年1回開催し、法律の制定・改正や国家予算の承認などを行う。全国から約3千人の代表が北京に集まるため、開催されれば感染拡大のリスクが増す。また、全人代には地方政府の幹部が軒並み出席するため、各地の感染対策が滞る恐れも指摘されていた。









【感想】

一昨日、はてなブログの勧めるアップデートをすると、記事のアップはできたが、にほんブログ村への記事の更新ができなくなった。問い合わせをしたり、いろいろ試行錯誤している内に、何とか復旧しました。失礼しました。


さて、選挙のない独裁国家中国では、国家の方針はチャイナセブンが決め、全人代で形式的に地方幹部に伝達されるだけなので、実質的な政治への影響は大きくないが、象徴的な意味合いは大きい。そして同様に国賓来日も延期してもらいたい。それにしても日本の危機管理は甘い、1日でも早く中国人の渡航を全面禁止にすべきである。先月下旬には、中国が1千万都市武漢を封鎖し、米国が中国人の入国を早々に拒絶し、北朝鮮が食糧を依存している中国との国境を閉鎖したことからも、インフルエンザのような普通の感染症ではなく、諜報機関が関与した国家の存亡に関わる安全保障問題であると推察できる。こうした動きはSARSの流行など通常の危機では考えられず、人工ウイルスのような未知の危機に備えたのかと勘繰ってしまう。クルーズ船という閉鎖空間での感染拡大は、近未来における地球という閉鎖空間での感染爆発の予兆であったとならぬよう願いたい。そして願わくば、新型コロナウイルスのおかげで、国賓来日が延期され、新型コロナウイルスを首尾良く抑え込んで、東京オリンピックが無事開催されることを願う。折しもアフリカでイナゴが大量発生した。コロナウイルス疾病と合わせて旧約聖書の十災禍を彷彿させ、現在が歴史上特別な時であると思わせられる。





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