習近平来日延期へ 新型肺炎で環境整わず 秋以降が有力

【独自】習近平主席、来日延期へ 新型肺炎で環境整わず 秋以降が有力 

https://www.sankei.com/smp/politics/news/200229/plt2002290033-s1.html

日中両政府が、4月上旬で調整してきた中国の習近平国家主席国賓としての来日を延期する検討を進めていることが29日、分かった。複数の日中外交筋が明らかにした。中国湖北省武漢市で発生した肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大が、両国の国民生活に大きな影響を及ぼしていることを考慮し、来日の環境は整っていないと判断した。習氏の来日時期は事態の推移を見つつ改めて調整するが、東京五輪パラリンピック後の秋以降が有力とみられる。

習氏の国賓来日は昨年6月、安倍晋三首相が大阪市内で開いた日中首脳会談で「来年の桜の咲く頃、習氏を国賓として日本にお迎えし、日中関係を次の高みに引き上げたい」と直接呼びかけた。習氏もその場で「いいアイデアだ」と応じ、日中両政府は今年4月上旬の訪日実現に向けた準備を進めてきた。

 ただ、新型コロナウイルスの感染拡大で、中国は2月24日、3月5日に開幕予定だった重要政治日程である全国人民代表大会全人代=国会)の延期を決定している。終息時期が見通せない中で外遊に出かければ、国内で批判を受ける可能性があるため、習氏が来日を先送りするとの観測が強まっていた。また、感染の広がりに伴い習氏の来日準備作業に大きな遅れが生じていたほか、日本側では与党からも国賓としての来日に反対意見が出ていた。

 首相は2月28日、首相官邸で中国の外交担当トップである楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(ようけつち)共産党政治局員と面会した際、「習主席の国賓訪問は日中両国関係にとり極めて重要だ」と述べた上で、「十分な成果をあげるために入念な準備を行わなければならない」と指摘した。来日時期よりも成果を重視する考えを強調することで、延期の方向を示唆したものとみられる。









【感想】

高天原からコロナウイルスという神風が吹いて、日本は守られた。このために涙ぐましいミクロの精誠があったことは言うまでもない。安倍首相は「十分な成果をあげるために入念な準備を行わなければならない」と指摘して、来日時期よりも成果を重視する考えを強調することで、延期の方向を示唆した。一旦、秋以降とし、その頃に未だ環境が整っていないと再延期すれば良い。では、環境とか成果とは、どんなことが考えられるだろうか。まず武漢肺炎を収束させること、そして、尖閣周辺での中国公船の活動を止めることが最低条件となる。安倍首相は憲法改正を目指そうとして親中派も含めて抱え込み過ぎて、身動きが取れなくなってしまった。二階外しを模索したら、公明党の山口を使って残留圧力を掛け、習近平国賓招待を既定路線化し、憲法改正は雲散霧消しそうになった。その時、奇跡的に神風が吹いた。アメリカはコロナウイルスを利用して多数の在中アメリカ人を帰国させた。中国に進出している日本企業も投資した資金は諦めて損切りしてでも、在中の日本人従業員を引き上げさせる絶好の時期である。安倍首相は原点に帰り、トランプ大統領と歩調を合わせて中国に向き合うべきである。むしろ、解散総選挙は打ちやすくなった。そこで勝利すれば、連立政権の枠組みを再考し、内閣改造では、親中派を一掃してもらいたい。





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