「新型コロナはパンデミック」とWHO事務局長 危険性評価「非常に高い」

「新型コロナはパンデミック」とWHO事務局長 危険性評価「非常に高い」

https://www.sankei.com/smp/life/news/200312/lif2003120003-s1.html

【ロンドン=板東和正】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は11日の記者会見で、感染が拡大する新型コロナウイルスについて「パンデミック(世界的な大流行)といえる」と述べた。WHOがパンデミックに相当すると表明したのは、2009年に流行した新型インフルエンザ以来11年ぶりとなる。感染が世界各地に広がり、歯止めがかからない状況を踏まえ、パンデミックと認定した形だ。

 パンデミックは、感染症が制御不能で大規模に流行している状態を指す。各国に対策の義務が課されるわけではないが、宣言することでワクチンの増産などを勧告する効果がある。

WHOの規定ではインフルエンザに対してのみ使用される用語だが、世界の大規模感染を受けて、テドロス氏は予防などの対策強化を各国に促すために例外的にパンデミックの表現を使用したとみられる。

 テドロス氏は11日の会見で、「WHOは新型コロナウイルスの感染状況を24時間体制で評価してきた」とした上で「中国以外での感染者数が過去2週間で13倍に、感染が確認された国の数は3倍に増えた」と分析。「今後、数日や数週間で、感染者数や死者数、ウイルスに影響を受ける国の数がさらに増加すると予想している」と危機感を示した。

新型コロナウイルスの感染拡大は中国を発端とし、日本や韓国、イタリアなどの欧州諸国、イランを中心とした中東地域に拡大。全世界で感染者数が約12万人、死者数は4千人以上に上っている。

 新型コロナウイルスをめぐっては、WHOは1月30日に感染拡大が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当すると宣言。2月28日に世界全域の危険性評価を「高い」から最高レベルの「非常に高い」に引き上げた。しかし、これまで、世界で報告された感染者数のうち大半を中国が占めているなどとし、パンデミックの表現の使用には慎重な姿勢を示していた。










【感想】

中国は、経済を再開させないとジリ貧となり共産党支配体制は崩壊する。武漢ウイルスで100人や1000人が余分に死んでも、人口13億に比べれば微々たる数だと人権無視の習近平共産党は判断した。そこで現実の数字は隠し、感染は収束したことにして、経済活動の再開を促すことにした。まさに習隠蔽(シュウインペイ)である。習近平が「2月末までに収束させるんだ」と宣言すると、ウイルスまでもが命令に従うかのように、2月末になると各省で一斉に感染者の増加数がゼロになった。そしてWHOの共産思想信奉者のテドロス同士に指示して、パンデミックを表明させた。武漢ウイルスが、迫り来る人類共通の敵にしておくことで、中国だけが悪いわけじゃなく、むしろ中国はよくやってるじゃないかと印象操作を仕掛けた。それにしてもWHOは、1月末に緊急事態宣言するまで散々パンデミックを否定し、各国の移動制限を非難し、まるで中国報道官のように振る舞っていた。他方、オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、感染が全世界に拡大したのは中国の責任であり、発生源は武漢市であると言明した。武漢ウイルスは、貿易関税・人権弾圧に続いて米中対決の主戦場となった。そして戦争の形態は、防疫戦争から宣伝戦争に移り変わっている。中国の情報操作は、最初は加害者であることを隠し、次に被害者のフリをして、最後は疫病を撃退した英雄として振る舞い、世界も見習えと号令を掛けてくる。




by ロード




クリックして応援してね。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村