米中が新型コロナ起源で応酬 批判強める米側に反転攻勢の中国

米中が新型コロナ起源で応酬 批判強める米側に反転攻勢の中国

https://special.sankei.com/a/international/article/20200314/0002.html

【北京=三塚聖平、ワシントン=黒瀬悦成】中国外務省の報道官が、新型コロナウイルスを米軍が中国湖北省武漢市に持ち込んだという主張をツイッターで行い波紋を呼んでいる。米政府高官の中国批判に対抗したものとみられるが、米国務省が中国大使に抗議する事態となった。中国は国内での流行がピークを過ぎたこともあり外交面で反転攻勢に出ており、米国との舌戦は激しさを増している。

 中国外務省の趙立堅報道官は12日、「米軍が武漢感染症を持ち込んだのかもしれない」との見解をツイッターに投稿した。趙氏は「最初の病人はいつ米国で出たのか?何人が感染したのか?」などと米国側の情報公開に疑問を示した。










【感想】

南京大虐殺を始め中国は「嘘も百遍言えば真実になる」と信じているようだ。少し見方を変えると、中国にとって、真偽はさほど問題ではなく、どれだけ広まり認知されたかが問題であると思える。武漢ウイルスを米軍が中国に持ち込んだと言う荒唐無稽な主張も「もしかしたら、その可能性も否定できない」と思う国が少しでも現れれば、結果的に中国に向かう非難は弱まる。現在、米中の対立は、米中貿易戦争・米中宣伝戦争として顕在化しているが、広くは米中覇権戦争である。モデルスキーの覇権循環論によれば、この数百年、世界の覇権は海洋国家のポルトガル・オランダから大英帝国そしてアメリカへと受け継がれた。そこに大陸国家から、スペイン・ナポレオンのフランス・ヒトラーのドイツ・ソ連、といった挑戦者が現れては、敗れて衰退した。そして今、最後の挑戦者として中国が登場した。米中両国に二股を掛けバランサーの役割りを演じようとした韓国は立場を失った。最後の決戦において、日本はアメリカ陣営に立たなければ亡国の憂き目に遭う。2度のペンス演説は表向きは中国向けだが、表には現れない隠れた日本向けの演説でもあったと解釈する論客もいる。さて、習近平国賓延期となり、中韓から事実上の入国制限をした際、親中派のボス二階は激怒したという。早く二階俊博を退場させなければ、日本は大変なことになってしまう。





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