中国、新型コロナ〝克服〟 支援外交で攻勢

中国、新型コロナ〝克服〟 支援外交で攻勢


https://special.sankei.com/a/international/article/20200319/0003.html

【北京=西見由章】新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を引き起こした「震央」の中国湖北省武漢市で新たな感染者が「ゼロ」となったことを受け、中国政府は国政や経済運営の正常化に向けて大きくかじをきる。外交面では中国当局による初動の遅れが生んだ「世界的人災」との批判を避けつつ、逆に新型肺炎を克服した「模範国」として国際的な影響力を高める構えだ。

 「スペインへの援助に力を尽くし、感染予防と治療の経験を分かち合いたい」。中国の習近平国家主席は17日、感染拡大が深刻なスペインのサンチェス首相と電話会談し「力の及ぶ限り」の援助を約束した。中国はイタリアやイランに医療支援団を派遣したほか、フランスやギリシャセルビアなど数十カ国に防疫物資の支援を約束している。










【感想】

中国は政策の重点を防疫戦から宣伝戦に移した。つまり、国家目標における優先順位No1を習近平共産党独裁体制の延命にした。そのためには、中国人民の人命も人権も無視し、あらゆる偽計を用いて世界を欺き、最強国家アメリカにもケンカを売り、更には、自国の中長期的な展望さえ足蹴にした。つまり、今だけ金だけ自分だけを国家戦略とした。トランプ大統領アメリカファースト及び各国ファーストの国家戦略とは対極をなす。中国の格差・差別は強烈である。4億の都市戸籍の住人が9億の農村戸籍の人民を奴隷として搾取する。また1億の共産党員が「共産党にあらずんば人にあらず」とばかりに残りの人民を支配する。極め付けは、更に下層のウイグルチベットにおいて、数百万人を臓器収奪のため収容所に拘束している。この様な悍しい国家にとり、手っ取り早く親中派に変える罠が、ハニートラップであり、金と時間を節約できる国策となっている。有力者が訪中する時は、事前に好みの女性タイプを調べ、ど真ん中の女性が滞在先のホテルを訪問して来る。次に多用する罠がマネートラップであり、ワイロを渡して懐柔する。こんな中国には天罰が下され、武漢ウイルスでダメージを受けた。そして独裁支配が長続きできないなら、せめて短期延命を狙って偽計を弄した。こんな時は、いつか化けの皮が剥がれることを期待して大人の対応をするのではなく、ひとつひとつ丁寧に打ち返さなければならない。蘇生で国賓延期になった。長成は二階おろしであろうか。





by ロード




クリックして応援してね。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村