金正恩は健全だった!

金正恩氏20日ぶり公開活動 肥料工場完工式に出席

https://www.sankei.com/smp/world/news/200502/wor2005020001-s1.html

【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮国営メディアは2日、金正恩朝鮮労働党委員長がメーデーの1日に中部、順川(スンチョン)のリン酸肥料工場の完工式に出席したと伝えた。米メディアの報道で重体説が持ち上がっていた正恩氏の公開活動が伝えられるのは20日ぶり。北朝鮮メディアは、正恩氏が幹部と談笑するなどの写真や映像を大きく報じ、健在を誇示した。

 正恩氏は4月11日の党政治局会議への出席を最後に公の場に姿を見せず、金日成主席の生誕記念日の15日にも毎年行ってきた金主席らの遺体を安置した宮殿への参拝を見送ったことから健康不安説が浮上。米CNNテレビは20日に正恩氏が手術後に重体に陥ったとの情報を報じ、脳死や死亡説まで取り沙汰された。

 今回の現地視察報道は、内外の健康不安説を払拭する狙いもありそうだ。

 正恩氏は完工式でテープカットを行い、歓声を上げる労働者らに手を振って応えた。工場内も見て回り、工場の完工について「(昨年末の)党中央委員会総会以降、最初の成果で、わが国の化学工業を跳躍させる重要な契機となる」と強調した。妹の金与正党第1副部長や朴奉珠党副委員長、金才竜首相らが同行した。1月7日にも、今年最初の現地指導先としてこの工場の建設現場を訪れたことが報じられていた。

 正恩氏の健康不安説が拡散する中、韓国当局は、正恩氏が東部、元山(ウォンサン)の別荘に滞在しながら正常に政務をこなしているとの見方を示してきた。



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【感想】

正直言って驚いた。まるで愉快犯のように、5月なのにエイプリルフールのごとくドッキリカメラ顔負けに、健全な姿を現した。動画まで公開したので影武者でもなさそうだ。北朝鮮にとって肥料工場の完工式が、金日成の誕生日に当たる4月15日の太陽節の式典よりも重要とは思えない。何のために20日間も動静を隠していたのかサッパリ分からない。外国の中で最も正確な情報を掴んでいたのはアメリカと思われる。中国は金正恩の健康状態は分からないと報道していた。韓国は一貫して健全説を主張していた。篠原常一郎氏や李相哲氏によれば、重体説を最初に流したのは中国だと言う。北朝鮮は指導者が誰であろうとも、自力再建は困難であり、外国の支援は必須である。核保有に関しては、日米はもちろん中国も反対している。一連の経緯は推理小説よりも複雑で、ウイルス騒動の水面下は、激しいプロパガンダとリークの応酬が展開されたと容易に推測できる。以降は根拠がなく責任の持てない個人的な推察である。中国はリスクの高い脂肪吸引手術を勧め、親米的な金正恩から親中的な指導者へのすげ替えを狙った。北朝鮮は影武者Aに手術を受けさせ影武者Aは重体となった。その後4月11日まで本物は地下室に隠れ、軍の視察などには影武者Bが現れた。中国と北朝鮮は権力移譲と報道の段取りを打ち合わせた。中国は重篤説をリークしCNNから発信させた。中国に主導権を奪われたくない金正恩トランプ大統領に親書を送った。本物の金正恩が健全な姿を現し、出し抜かれた中国は苦々しく思った。一連の流れの中で、金正恩への忠誠よりも中国への忖度が大きかった北朝鮮の幹部は、崔竜海も含めこれから粛清・失脚の対象とされるだろう。




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