台湾をめぐる米中の綱引き

台湾のWHO総会参加に反対 中国、「独立画策」と非難

https://www.sankei.com/smp/world/news/200515/wor2005150036-s1.html

中国外務省の趙立堅副報道局長は15日の記者会見で、台湾が18日からの世界保健機関(WHO)総会へのオブザーバー参加を求め、米国などが支持していることに関し反対の立場を改めて示した。「台湾の民主進歩党民進党)当局は新型コロナウイルス感染症を利用して独立を画策している」と述べた。

 台湾は親中路線の国民党政権時代はオブザーバー参加を認められていた。趙氏は、民進党は「一つの中国」原則を認めておらず、総会参加の「政治的な基礎がもはや存在しない」と強調。台湾への情報提供は適切に行っており「(台湾の指摘する)『国際防疫上の穴』は存在しない」と主張した。(共同)



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【感想】

中共ウイルスの発生源は米軍だとツイートし、尖閣周辺の日本の領海は中国の海だと発言した中国外務省の趙立堅副報道局長に好感が持てると思う日本人はいないだろう。さて今月から来月にかけて世界的な大きなうねりが起きそうだ。本日からのWHO総会への台湾オブザーバー参加問題で口火を切る。人類全体の健康問題を扱うWHOに政治理念である1つの中国を押し付けようとする中国の主張に理はないが、既にWHOを乗っ取っている中国の強権に押し切られそうである。20日には台湾総統就任式があり、各国から誰が参列するのか注目される。願わくばポンペオ氏に参加してもらいたい。そして、オバマゲートにおける議会でのオバマ証人喚問があるかは、グラハム上院司法委員会委員長が鍵を握る。それから、武漢ウイルス研究所から欧米に亡命した研究員の記者会見が近日中に行われる。証言内容によっては、世界に激震が走り、各国の損害賠償請求訴訟に影響を与える。訴訟において、中国という国家を訴えるには支障があっても、中国共産党という団体を訴えるなら特に問題はない。こうした激動の世界情勢を見るに当たり、我々の心構えとして、現在は平時であるとの感覚は取り除く必要がある。多くの識者も指摘しているように、現在は有事であり、通常とは異なる思考と判断が必要となる。信仰者としては艱難時代を歩んでいる自覚を持たなければならないと感じる。




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