アメリカ黒人暴行死の抗議デモ

米抗議デモ、50都市以上に拡大 黒人暴行死 14州以上が州兵動員

https://www.sankei.com/smp/world/news/200531/wor2005310013-s1.html

【ニューヨーク=上塚真由】米中西部ミネソタ州ミネアポリス市近郊で25日、黒人男性、ジョージ・フロイドさん(46)が拘束時に白人警官から暴行を受け、後に死亡した事件で、警察に対する抗議デモは31日までに全米約50カ所の都市に波及した。デモ隊の一部は車や建物を放火し、主要道路を占拠するなど暴徒化。また2都市で死者が2人出るなどし、緊迫した状態が続いている。

 ミネソタ州のワルツ知事は30日朝、「秩序を回復する必要がある」と述べ、第二次世界大戦以降で初めてとなる1万人超の州兵を総動員する考えを表明。同日夜までに4千人以上がミネアポリスなどで配置に就いた。州兵を動員したのは準備段階も含め14州以上で、25以上の都市が夜間外出禁止令を出した。

トランプ大統領は30日、記者団に対し「もし軍隊の派遣を望むのであれば、準備ができている」と述べ、連邦政府も軍の派遣を用意しているとした。

 米メディアによると、西部カリフォルニア州オークランドのデモ会場近くで29日夜、連邦政府の建物の警備担当者2人が銃で撃たれ、1人が死亡。中西部ミシガン州デトロイトでも同日夜、デモ隊に向けて何者かが発砲し、被弾した19歳の男性が死亡した。

 ミネソタ州の州幹部によると、29日夜のデモには数万人が参加。30日も各地で大規模なデモがあり、南部アトランタ、東部フィラデルフィア、中西部シカゴ、西部ロサンゼルスなどではデモ隊が警察車両を燃やしたり、主要道路を占拠したりした。

 黒人の居住者が多いニューヨークのハーレム地区で30日午後に行われたデモには約1千人が参加し、「人種差別を治すワクチンはこの国には存在しない」などと怒りの声を挙げた。



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【感想】

5月25日ミネソタ州ミネアポリス市で黒人容疑者が白人警官に取り押えられ、それをキッカケに死亡した。その後、抗議デモが広がり、それが略奪・放火・暴動に発展した。黒人容疑者は地面にうつ伏せにされ、首を白人警官の膝で押さえ付けられ9分間「息ができない」と訴えた。トランプ大統領が「略奪が始まれば銃撃が始まる」という常套句をツイートすると、言い掛かりにより抗議デモは反トランプ運動に変わった。暴徒を逮捕すると8割は州外の者であり、暴動を煽動した極左団体アンティファをテロ組織認定して州兵を動員した。アメリカでの人種差別の闇は根深い。中共ウイルス騒動でも東洋系の者は嫌がらせを受けた。黒人大統領オバマの副大統領だったバイデンは黒人から支持されていたが、先日、黒人からのインタビューで「僕とトランプのどちらを支持するのか、決められないなら、君は黒人じゃない」と君は黒人だから当然僕に投票すべきだと威圧的な発言をし、言外に黒人は自分では判断する能力がないと見下す失言をした。バイデンは副大統領候補に女性を起用すると公言していたが、この失言により白人女性副大統領の可能性はなくなった。お父様は「神様は色盲なんだよ」と語られて人種差別のない理想世界の話をされましたが、その境地に至るまでに乗り越えなければならない現実問題は山積している。




by ロード




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