黒人暴行死、全米抗議デモ1週間

黒人の鬱屈、コロナ禍の経済苦境で爆発 全米抗議デモ1週間

https://www.sankei.com/smp/world/news/200602/wor2006020025-s1.html

【ワシントン=黒瀬悦成、ニューヨーク=上塚真由】米中西部ミネソタ州ミネアポリスで白人警官が黒人男性に暴力を振るって死亡させた事件を受けて全米に広がった抗議デモと暴動は、1日で1週間となったが、収拾のめどは立っていない。新型コロナウイルスの感染拡大などにより4千万人が失業する経済的苦境の中で、黒人の間で長年鬱屈していた人種や格差をめぐる不満や恨みが爆発したといえる。

 デモは5月26日に参加者が一部で暴徒化した。トランプ米大統領は1日、ホワイトハウスで声明を発表し、暴動が深刻化している州の知事や大都市の市長に州兵部隊を投入して暴徒に厳然とした対応をとるよう要請した。また、州や市が強力に対応する意思がないのであれば米軍部隊を現地に派遣し、「問題を迅速に解決する」と表明した。

トランプ氏は「私の職務は米国民の生命を守ることだ」と述べ、黒人男性を死亡させた警官らを「法の裁きにかける」と改めて強調した。平和的な抗議デモについては支持する立場を打ち出した。

 一方、白人警官の暴行で死亡したジョージ・フロイドさん(46)の弟のテレンスさんは1日、事件の現場を訪れ、兄に哀悼の意を示した。テレンスさんは集まった群衆に、暴徒化したデモ参加者が店舗の破壊や略奪を繰り返していることに関し「みんな何をやっているんだ。そんなことをしても兄貴は戻ってこない」と訴え、デモを平和的に行うよう呼び掛けた。

米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、抗議デモと暴動は1日、全米の少なくとも140都市に拡大した。また、これまでにデモの現場付近にいた5人が死亡し、約4400人が逮捕されたという。

 東部ニューヨーク市は1日、他の大都市に追随して午後11時から翌午前5時までの夜間外出禁止令を発令した。5月31日夜から6月1日朝にかけて暴動が激化し、400人以上の暴徒が逮捕されたのを受けた措置。破壊や略奪は1日も市内各地で続発し、デブラシオ市長は2日も午後8時から夜間外出を禁止すると明らかにした。



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【感想】

ミネソタ州で起きた黒人ジョージ・フロイド氏の暴行死事件とは、何の関係もない方向に、抗議デモ・破壊・略奪・放火が進んでいる。フロイド氏の弟が暴動では何の解決にもならないと訴えた。これはアメリカ社会において、差別され続けた黒人の歴史的な哀しみと怒りを利用した共産主義者の謀略である。共産主義者とは具体的には、アメリカ民主党の左派グループ・中国共産党・ジョージソロスら過激なグローバリストである。ワシントンのデモ参加者の中には北京語を話す者もいた。この構図は沖縄の反基地運動に主体思想信奉者を送り込む手口と同じである。マスコミも反トランプの波に乗ってデモや暴動を煽るように報道した。米マスコミは米国民がトランプ政権に対する不満から抗議・暴動に繋がったとする論調を張った。初期の頃には、数十人の小規模なデモも大袈裟に紹介した。暴力的抗議活動を擁護したCNNは皮肉にも暴徒に襲撃された。中国のマスコミは、人種差別主義者のトランプが黒人を殺したという捏造作文報道を連日繰り返している。アメリカの哀しい人種差別にまつわるエピソードがある。ボクシングのヘビー級チャンピオンのラリー・ホームズが白人記者に言った「君は黒人として生きたことがあるか」白人記者「・・・」ホームズ「俺はあるよ。昔、貧しかった頃にね」結局、黒人差別とは貧困差別であった。そして何十年も昔「ルーツ」というテレビドラマを観たことを思い出した。




by ロード




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