理想のG7枠組み

米はG7枠組み変える権限なし、EU外相が批判

https://www.sankei.com/smp/world/news/200603/wor2006030016-s1.html

トランプ米大統領が先進7カ国首脳会議(G7サミット)の枠組みは時代遅れだとして、9月以降に自国で開くサミットにロシアなどを招待し拡大開催したい意向を示したことについて、欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(外相に相当)は2日、枠組みを一方的に変える権限は米国にはないとくぎを刺した。

 ボレル氏は記者会見で、米国は現在の議長国としてゲスト国を招待する権限はあるが「メンバーの変更や、形式を恒久的に変える権限は持っていない」と述べた。EUは1977年からサミットに参加している。

G7は、2014年のウクライナ危機を理由にロシアをG8(主要国)から追放。ボレル氏は「ロシアが針路を変えるまで」参加資格は停止されていると指摘した。(共同)



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【感想】

EU(欧州連合)は、ひと握りのエリート・グローバリストが世界を支配する目的で世界統一を目指した途中段階の連合体であった。トランプ大統領はグローバリストの野望に立ちはだかるナショナリストの旗手であり、とりわけ今日の、中共ウイルスを始めとする中国の横暴に対して、新しい中国包囲網の国際的な枠組みの構築を模索している。イギリスがEUから離脱し、EUの相対的影響力は低下した。G12とも報道されている次期中国包囲網に、EUへの参加打診があるとは思えない。馬渕睦夫先生によれば、ウクライナ危機とは、ディープステイトが、ナショナリストプーチンを叩くために仕掛けた罠であり、プーチンは悪役に仕立てられG8から追放された。国際金融資本家の息が掛かったEUが、ロシアを責め表舞台であるG8への復帰に反対しても説得力はない。いずれにせよ、最終目標は天一国合衆国の創建なので、今回トランプ大統領が構想を練る新しい国際的な枠組みが、最終目標達成に至る有効策となることを期待したい。現時点で私が思いつく最高の枠組みは、日本・アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・インド・ロシア・ドイツ・台湾、で新しい世界保健機関(新G9)を立ち上げることだと考える。但し、中国の猛反発もあり実現は容易ではないだろう。





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