英国際貿易相、2021年にTPP加盟申請の意向示す

英国際貿易相、2021年にTPP加盟申請の意向示す

https://www.sankei.com/smp/world/news/200915/wor2009150007-s1.html

【ロンドン=板東和正】英国のトラス国際貿易相は14日、英議会で、2021年の早い時期に環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への加盟を正式に申請する意向を示した。英国は日本と大筋合意した経済連携協定(EPA)を足掛かりにTPP加盟につなげ、さらなる経済成長を実現したい考えだ。

 ロイター通信によると、トラス氏は14日、英議会で、「来年早々にTPP加盟を正式に申請できることを望んでいる」と表明。「(加盟によって)英国の輸出企業を急成長している地域に進出させられる」と説明した。

英政府は1月末の欧州連合(EU)離脱で独自の通商政策が可能になり、TPP加盟の可能性を模索。今月9日、同国の貿易担当幹部が日本など参加11カ国の首席交渉官と初めて協議したと発表するなど、加盟に向けた準備を進めている。

 英国は今月11日、日本と経済連携協定(EPA)の締結で大筋合意。TPPを牽引する日本との大筋合意は「戦略的に英国のTPP加盟に向けた重要な一歩」(トラス氏)になるとみられている。

 TPPには、英連邦に加盟するカナダ、オーストラリアなど英国と関係の深い国に加え、今後の経済成長が期待できる東南アジアの国々が参加しており、加盟は貿易のパートナーを多様化できる利点がある。英国の4~6月期の国内総生産(GDP)は世界主要国・地域の中で最も落ち込みが大きく、TPP加盟で経済を再建させたい考えだ。



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【感想】

日本とイギリスは、皇室・王室を中心とする海洋国家である。大海に向かえば国運が上向き、大陸に向かえば国運は下がる。20世紀初頭、海洋国家イギリスと手を組み日英同盟が健在の折には、日露戦争で勝利し国威発揚ができた。しかし大陸国家ドイツと共に日独伊三国同盟を締結すると亡国の道を辿った。現在では、イギリスは大陸のEUと手を切って運勢を上げ、もし日本が大陸を向いて習近平を招けば国を滅ぼす。ヨーロッパ大陸から見てアメリカは、大西洋と太平洋を支配し、世界一の海軍力を誇る世界最大の海洋国家である。ですから日米英を軸に世界再編を目指すことが望ましい。スパイ防止法すらない日本がファイブアイズに誘われそうだとの噂が出たが、現実的な提案とは思えない。いざ戦争となれば、自衛隊は軍隊ではないため、自衛官は捕虜として扱われず、殺人容疑者として相手国の法律で裁かれる。一足飛びにファイブアイズ加入を目指すのではなく、まず日本の土俵TPPで交流を深め、香港問題などで協力できる点を探すことから始めれば良いと思う。





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