大統領選挙の決着が下院に持ち込まれる前に・・

大統領選の決着が議会に持ち込まれる可能性も 米議員「その場合トランプ氏に有利」 

https://www.epochtimes.jp/2020/11/64935.html

モー・ブルックス下院議員(アラバマ州選出、共和党)は、​大統領選挙の最終的な結果は、1月初めに議会が召集される際、米国憲法修正第12条に従って決定される可能性があると述べた。

「​州の選挙人投票を受け入れるか否かの最終的な決定は裁判所の仕事ではない」とブルックス議員は述べた。「それは、憲法修正第12条第2節、そしてこの問題に関する連邦法に基づき、議会が決定することだ」

​「​どの州であっても、州が提出した選挙結果を信用できないと思われた場合、議会はその州から提出された選挙人投票を拒否する絶対的な権利がある」とブルックス議員は今週大紀元に語った。

ブルックス議員は、ジョージア州ペンシルベニア州を含むいくつかの州の選挙結果は信用できないと話した。これらの州では、民主党ジョー・バイデン氏が僅差で勝利すると予想されている。​トランプ陣営は、不正行為、選挙詐欺、州の選挙法違反を主張し、いくつかの州で訴訟を起こしている。

国土安全保障省のサイバーセキュリティ部門は今週、11月3日の選挙は歴史上「最も安全」だったと述べ、いくつかの州の州務長官は、選挙結果を覆すほどの選挙詐欺の証拠はないと述べた。​しかし、連邦選挙委員会のトレイ・トレイナー委員長はこれに反対し、バイデン氏が勝利したいくつかの激戦州では「選挙詐欺がある」と考えていると主張した。

ブルックス議員は、共和党の戦略案を提示する形で、「1月6日、東部時間午後1時、特別両院合同会議で50州が各州の選挙人団の投票結果を報告することになっている」と述べた。

「両院議員からいずれかの州の結果に異論が出た場合、その州が提出した選挙人投票を受け入れるかどうかについて、直ちに両院で投票が行われる」と彼は述べた。「連邦法では、両院での討論時間は2時間に制限されている」

ブルックス議員によると、議会はその後、異議が出た選挙人投票を拒否するかどうかを決定し、拒否された票は集計から取り除かれる。

同氏は選挙人の投票結果を拒否する理由として、「選挙制度が不十分である」「選挙制度があまりにも疑わしく、報告された結果に信頼を持てない」などをあげた。

ブルックス議員によると、憲法​修正第12条は、下院が大統領を決定し、上院が副大統領を決定するとしている。​下院では議員による多数決ではなく、「州による多数決が大統領を決定する」と同氏は話した。

​「今回の選挙結果に基づき、共和党は50州のうち26州で勝利を得た」と同氏は話し、「これは過半数を占めており、結果が出揃うと27州になる可能性もある」と付け加えた。

​「共和党が下院で州の過半数を占めているので、おそらく共和党の候補者が有利になるだろう」

今週初め、ハーバード大学法学名誉教授のアラン・ダーショウィッツ(Alan Dershowitz)氏は、トランプ氏は選挙を議会で解決しようと予測している。

ダーショウィッツ教授はニュースマックスに対して、​「私はトランプ大統領が今、270人の選挙人票を獲得しようとしているとは思いません」と語った。

​「彼がやろうとしているのは、ペンシルベニアジョージアネバダ、ミシガン、アリゾナで訴訟を通して、ジョー・バイデン氏に270票を獲得させないことです」

米国憲法では、どちらも選挙人の過半数となる270人の票を獲得できなければ、選挙結果は下院で決めることになる。

ダーショウィッツ教授はまた、選挙の最終決定が下院の州代表団による投票に持ち込まれた場合、共和党が有利になるだろうと付け加えた。

​現在、共和党は下院で26対23対1で州代表団の過半数を占めている。

大紀元日本ウェブ編集部)



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【感想】

アメリカ大統領選挙は各州ごとに勝敗を決め、勝者が当該州に割り当てられた選挙人を総取りし、50州の選挙人総数538人の過半数270人を獲得した候補が次期大統領に就任する。マスコミには次期大統領を決める権限がないにも関わらず「当選が確実となったバイデン氏は・・」と連日フェイクニュースを垂れ流しているが、実際には現在270人の選挙人を確保した候補は不在である。トランプ陣営は、未確定のペンシルベニアジョージアネバダ、ミシガン、アリゾナで訴訟を起こし、シドニー・パウエルを中心に、これらの州での選挙人獲得を目指しているが、仮に、選挙人が確定できない州があり、12月8日に270人を確保する候補が現れず、決着がつかぬまま1月6日を迎えると、1月20日に就任する次期大統領は下院が決定することになる。現状の下院は、共和党26票vs民主党23票で、圧倒的にトランプ有利である。トランプ大統領が再選すれば、クーデターまがいの不正選挙を仕掛けた民主党幹部に逮捕の危機が迫るため、彼らが指をくわえて1月6日を迎えるとは考えられない。なりふり構わず、暴動や暗殺などあらゆる悪事を起こすと考える方がむしろ自然である。下院でトランプ勝利直後に全米各地でアンティファやBLMが先陣を切って暴れ回り、トランプ大統領は反叛乱法に従い連邦軍海兵隊を動員して鎮圧に努め、第二次南北戦争の様相を呈する。この混乱を待ち望んでいた習近平は、台湾と尖閣に露骨な軍事挑発を開始すると言う悪夢のシナリオが考えられる。




by ロード




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