米連邦最高裁、被告側の回答期限を1月23日に トランプ陣営の訴訟で

米連邦最高裁、被告側の回答期限を1月23日に トランプ陣営の訴訟で


https://www.epochtimes.jp/2020/12/66469.html

米連邦最高裁は12月23日、トランプ陣営が20日提出した再審の申し立てについて、被告側の回答期限を大統領就任式である1月20日の3日後にすると発表した。トランプ大統領は26日ツイッター上で、大統領選挙の不正行為に対して「最高裁は完全に無能で弱気だ」と批判した。

トランプ大統領弁護団20日、郵便投票をめぐるペンシルベニア州最高裁が下した3つの判決を破棄するよう、連邦最高裁に対して再審を申し立て、同時に同州の選挙結果を覆し、州議会が任命した選挙人団を承認するよう求めた。大統領の弁護団は連邦最高裁に対して、ペンシルベニア州に12月23日午前までに回答することを命令するよう要求した。

これは、連邦最高裁におけるトランプ陣営の初の提訴となった。

しかし、連邦最高裁は23日、トランプ陣営の要請を却下し、ペンシルベニア州に対して1月23日までに回答するようとした。

トランプ大統領ツイッター上で連邦最高裁の決定を批判した。大統領は26日、「合衆国最高裁は、2020年大統領選挙で行われた大規模な不正に対して、完全に無能で弱気だ。われわれが確かな証拠を持っているが、彼たちはそれを見たくないのだし、『法的資格』がないと言いました。選挙に腐敗行為が起きているなら、われわれはこの国を失うだろう」と投稿した。

大統領は同日、別の投稿で「絶対にあきらめないでください。1月6日ワシントンDCで会いましょう」と書き込み、支持者に同日の集会に参加するよう呼びかけた。

また、大統領は「大量の証拠があるにも関わらず、司法部門やFBIが依然として無視している。彼らは恥じるべきだ。歴史はこれを覚えるだろう」とした。

連邦最高裁は今月11日、テキサス州司法長官が違憲行為があったとして激戦州での数百万票を無効にするよう求めた訴訟を退けた。

翌日、トランプ大統領は連邦最高裁について「知恵を持っておらず、勇気もない」とツイッターで批判した。

(翻訳編集・張哲)



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【感想】

本来ならば連邦最高裁は合衆国憲法の最後の砦となるべき法の番人であるはずだが、その責任を放棄した。最高裁判事たちは保身のために、逃げ腰になったかもしれないが、トランプ大統領が再選されれば、連邦最高裁の改革にメスが入るため、判事たちは自らの立場を危うくさせる愚策を取ったことになる。連邦最高裁が不正の証拠も見ずに、提訴資格なしとの理由で却下したり、反論期限を有り得ない日程に設定したので、州政府やマスコミは不正の証拠には、まともに反論せず「裁判所が不正を認めないから、不正は無かった」という屁理屈が罷り通るようになってしまった。もはや指導者選びで不正があったというレベルを遥かに超えて、アメリカの建国の父たちが多大なる犠牲を払って勝ち取った、アメリカの民主主義と合衆国憲法及び米国文化と伝統そして誇りと信仰が、根底からひっくり返されようとしている。米国の価値観が、それを支持する圧倒的多数の国民から取り上げられて、ひと握りの少数派の悪党に奪われ、地上最強の民主主義国家アメリカが国家転覆されクーデターにより、中共に踏みにじられ蹂躙されようとしている。今や双方とも、負ければ総崩れとなる背水の陣を敷いての最後の決戦に臨もうとしている。双方の秘策がぶつかり合う1月6日までは、残り僅かとなってきている。




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