トランプ氏、演説動画を投稿 「不正を絶対に容認しない」

トランプ氏、演説動画を投稿 「不正を絶対に容認しない」


https://www.epochtimes.jp/2020/12/66448.html

トランプ米大統領は12月22日、ツイッターに演説の動画を投稿し、大統領選挙をめぐって、左派勢力が自身の勝利を盗んだと強調し、大統領としての使命は憲法を守ることだと述べた。

大統領は約14分間の演説の冒頭で、トランプ陣営が投票不正に関して、法廷闘争を続けてきた理由を説明した。大統領は「米国の大統領として、米国民の聖なる投票権と選挙の清廉性を守るのは私の責任だ」と話した。

大統領は「今年、民主党の官僚や激戦州(の高官)は新型コロナウイルスの感染拡大を利用して、各州の法律に違反し、米史上において未曽有の大規模な投票不正を働いた」と批判した。

トランプ氏は、自身が今回の選挙で圧倒的な勝利を獲得したと強調した。今回の選挙で同氏は7500万票を取得し、「2016年の選挙と比べて1200万票多い」とした。

大統領は、トランプ陣営の各州で見つかった不正行為に関する複数の証拠、証言を挙げた。また、大統領は、投票機製造と集計ソフト開発会社、ドミニオンの投票機が、自身に投じられた票を民主党候補のバイデン氏に計上したことにも言及した。

「大量な不正行為は起きてはならなかった。これは民主主義への侵害行為であり、共和国への侮辱である」

トランプ氏は、民主党左派は数年前から、投票不正を企ててきたと批判した。「彼らは4年前、私が当選したことに非常に驚いた。その時から、彼らは2020年大統領選挙の結果を盗むことを画策してきた。今回の大統領選挙は、民主党と報道機関が数年間立ててきた計画の最終段階であった」と述べた。

大統領は、大手IT企業や報道機関、民主党が米国民を騙していると非難した。「わが国には自由なメディアはもう存在しない。他のメディアを鎮圧し、真実を伝えないメディアしかないのだ」と大統領は話した。

大統領は演説の最後に、米国民に対して、投票不正を正していくためにより一層声を上げるよう呼びかけ、「大統領選挙の不正行為を絶対に容認してはならない」と述べた。

ツイッター社は、大統領のこの動画に警告ラベルを貼り付けた。

(翻訳編集・張哲)



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【感想】

トランプ大統領は、公式的には「左派勢力が自身の勝利を盗んだ、大統領としての使命は憲法を守ることであると強調したが、発表の裏の真意は、ここで不正を容認して負けを認めれば、アメリカの民主主義は終わり、世界は中共の植民地にされてしまうという危機感の表明である。ラトクリフリポートの提出が延期され、1月になるとのことであるが、願わくば、中共の介入を明記して1月5日までに提出され、発表して貰いたい。そうなれば、ペンス上院議長の双肩に掛かる重圧も軽減され、本来の役割を果たせると思う。ナバロリポートや様々な法廷闘争でも徐々に有利な体勢になりつつある。とにかく、法律に則らない選挙では、選挙をしたことにならない。選挙をせずに選定した選挙人投票に正当性はないため無効とされるべきである。トランプ陣営は集計機にターゲットを絞る新戦略を採る。ドミニオンのエラー率は70%で法定許容率の1万倍である。こうした証拠を積み重ねて行けば、1月6日に異議を唱える議員の背中を押すことになり、ペンス氏も冷静な判断を下しやすくなる。トランプ大統領が「絶対に不正を認めない」と語る言葉と「私の愛するアメリカを絶対に中国共産党やディープステイトには渡さない。必ず守り抜いてみせる」という決意とは表裏一体となっている。




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