陰謀論に踊った人たち

陰謀論に踊った人たち


https://www.epochtimes.jp/2021/01/67678.html

1月20日ジョー・バイデンが米国大統領に就任した。昨年11月3日の投票日以降、選挙結果を巡る論争が続いた2か月半であった。この間に発せられた陰謀論の数は計り知れない。

12月14日の選挙人による投票のときには、州議会が結果を覆すというデマが流れた。1月6日の連邦議会上下両院合同会議の前には、ペンス副大統領あるいは連邦議会が投票人の投票結果を覆すというデマが流れた。当日は連邦議会議事堂の襲撃があったが、それを乗り越えて連邦議会はバイデンを次期大統領として正式に承認した。その後も、1月20日の大統領就任式に何かが起こるというデマが流れた。実際には、1月20日にバイデン大統領就任式は何事もなく終了した。

選挙の開票結果がほぼ出そろった昨年11月中旬以降の米大統領選に対する私の立場は以下の通りであった。

日本の国益を考えると、トランプ大統領の再選が望ましかった
選挙における不正はあったが、大規模不正を証明して裁判で選挙結果を覆すのは難しい
バイデン大統領誕生という最悪の事態に日本は備えるべき
このうち、3つ目についてはこれまでのコラム(今必要なのは「中国共産党から国民を守る党」、独裁国家中国の弱点、迫る全体主義の危機)でも繰り返し述べてきた。ところが、コラムのコメント欄を見ると、バイデン当選確実という前提は事実誤認だという批判に溢れていた。結果的に私の方が正しかったわけだが、間違えた人は反省する気配すらない。

ツイッターにおいても、私に対してバイデン支持者であるだとか、不正選挙を認める人間だという批判が多く寄せられた。上述の通り、私は今でもトランプ大統領の方が日本にとって望ましかったと思っている。そもそも、バイデン支持者がバイデン政権誕生を最悪の事態と言うはずがない。

当然、選挙不正についても私は容認する立場にない。問題は、大規模選挙不正について、確実な証拠がなかったことである。逆に、不正の証拠とされるものには大量のデマが含まれていた。投票用紙にGPSブロックチェーンが埋め込まれている、ドミニオンのドイツ銃撃戦などがその代表例である。ある程度の信憑性が認められ、保守系の大手メディアや政治系YouTuberが取り上げたのは、ジョージア州フルトン郡で監視カメラが捉えた不正ぐらいである。他は、保守系の主なインフルエンサたちにも無視される状態であった。

(以降、URL参照)



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【感想】

上記記事では後半部分にも興味深い主張はあった。「虎ノ門ニュースは、とてもニュース番組を名乗れる内容でなかった」「今回の日米の混乱を最も喜んでいるのは間違いなく中国共産党である。特に日本の保守言論人に、彼らが喜ぶガセネタを流せば、簡単に騙せることが分かった」こうした主張に一理あるとは思いつつも、マスコミが責任放棄している現状では、多少のリスクがあったとしても、SNSに頼る比重が高くなることに、やむを得ない面もあると感じる。エポックタイムズのような高潔なメディアが出現し、現地取材をしたり、真偽検証をすべきであるが、受信料を徴収しているNHKでさえフェイクを流す体たらくでは、大本営発表に多くの国民が騙されるようなものである。トランプ大統領ツイッターアカウントの凍結に至ることで、ビッグテックの情報統制の横暴も極まった。お父様がソ連崩壊に向けた切り札としてワシントン・タイムズを創設されたように、中共を倒すための必需品は、検閲のないSNSだと思う。トランプ・ジュニアがテスラ及びスペースXの創設者であるイーロン・マスクに規制のないプラットフォームの製作を持ち掛けた。彼は電気自動車で中国とのつながりもあるが、サタン側がザッカーバーグビル・ゲイツ、ジェフ・ペゾスと持って行ったので、そろそろ神側も大富豪を引っ張ってきて欲しいという期待感もある。




by ロード



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