ブリンケン国務長官、新疆での弾圧「ジェノサイド」の認識

【バイデン新政権】ブリンケン国務長官が初の記者会見 中国による新疆での弾圧、新政権でも「ジェノサイド」の認識変わらず 

https://www.sankei.com/smp/world/news/210128/wor2101280006-s1.html

 【ワシントン=黒瀬悦成】ブリンケン米国務長官は就任翌日となる27日、国務省で初めて記者会見した。ブリンケン氏は、トランプ前政権が中国政府による新疆ウイグル自治区でのイスラム教徒少数民族の弾圧を「ジェノサイド(民族大量虐殺)」と認定したことに関し、バイデン政権としても「ジェノサイドであるとの認識は変わらない」と表明した。

 ブリンケン氏はまた、米中関係は「私たちの多くの将来を規定する、世界で最も重要な関係だ」とし、その関係はさまざまな分野で「敵対的」または「競争的」になっていると述べた。同時に米中は気候変動対策などの分野では協力可能だと指摘した。

一方、ケリー気候変動対策大統領特使は27日、気候変動問題は米中の「独立した重要な問題だ」とした上で「知的財産窃取や南シナ海問題といった中国との全ての懸案に関し、気候変動(をめぐる協議の)取引材料には決してしない」と強調した。

 ブリンケン氏はさらに、ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏が露当局に拘束された問題に「深い懸念」を表明し、「ナワリヌイ氏の声は多数のロシア人の訴えを代弁している。決して封殺されるべきでない」と訴えた。

(以降、URL参照)



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【感想】

ブリンケン新国務長官は、ポンペイオ氏と同様、ウイグル弾圧をジェノサイド(大量虐殺)と認定した。しかし日本の外務省の担当者は自民党の外交部会で「ジェノサイドとは認めていない」と発言した。趙立堅は「尖閣は中国の固有の領土である」と暴言を吐き、中国は海警局に尖閣周辺での武器の使用を法的に許可した。日本は舐められているどころではなく、侵略を容認している。ところでバイデン政権では「安全保障上の最優先課題は地球温暖化対策である」と気が狂った方針を出している。大統領特使に就いたケリーは、オバマ時代の国務長官でバイデンとも仲が良く、米国経済にとって自傷政策を連発すると予想される。フラッキングを禁止し、カナダとのキーストーンXLパイプラインの認可を取り消した。しかしアメリカが仮にCO2排出をゼロにしても、全世界の3割を占める中国が削減しなければ効果が薄いため、気候変動に関して中国と妥協的取り引きをすることが懸念される。また就任1週間で30個を超える大統領令に署名したバイデンは、認知症により大統領令の内容を理解していない。大統領令を作成した影の大統領は、スーザン・ライスであるとトランプ政権時の高官グレネルが明かした。この様に急速にバイデン政権の正体が判明してきている。そして、アメリカの悲劇は日本の不幸にもなり、世界の行く末に暗い影を投げ落とす。




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