ミャンマー国軍が初の閣僚会議 軍政の動き本格化、正当性主張

ミャンマー国軍が初の閣僚会議 軍政の動き本格化、正当性主張

https://www.sankei.com/smp/world/news/210203/wor2102030010-s1.html

 クーデターで実権を掌握したミャンマー国軍は2日、首都ネピドーで初の閣僚会議を開いた。軍政としての動きを本格化させた形で、国軍トップのミン・アウン・フライン総司令官は、昨年11月の総選挙で不正があったと主張し「他に選択肢がなかった」とクーデターを改めて正当化した。

 総司令官は「国を立て直す必要がある」として法律に従って国家の安定を取り戻すと表明した。新たな選挙管理委員会の設立にも言及し、昨年の選挙での不正を調査する方針を明らかにした。

また「このような事態を避けるために何度も要請を行った」と述べ、アウン・サン・スー・チー国家顧問が率いる国民民主連盟(NLD)側に、1日に招集予定だった議会の延期などを申し入れていたことを強調した。

 会議には1日に新たに任命された11人の閣僚やミン・スエ臨時大統領らが出席した。(共同)




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【感想】

アウン・サン・スー・チー国家顧問は1991年にノーベル平和賞を受賞し、軍事政権に対する民主化の象徴的存在と一般的には美化されている。しかしロヒンギャ迫害問題を黙認したり、選挙不正疑惑があったり影の部分も色々ある。今回のクーデターの発端は、昨年11月の選挙の不正疑惑であり、アメリカ大統領選挙と似た構図がある。アメリカでもトランプ大統領が軍事力を使ってでも不正と対決した方が傷口は浅かった。さて二代王様のテキサスにおける1月31日の説教で、再びトランプ将軍として立ち上がるみ言を語られました。ところでバイデン政権は、不正選挙を調査すると発表したミャンマー軍に対して「選挙結果を受け入れよ」と経済制裁をチラつかせて、選挙調査に圧力をかけている。ミャンマーアメリカの類似点にも注目しながら、今後の動向を注視したい。なおボストン・ティーパーティの1773年12月16日からアメリカ独立の戦いは始まった。ワシントン・ティーパーティは2021年1月6日で数字が似ているとの指摘がある。トランプ将軍は新しいアメリカ共和国の中興の祖となれるだろうか。




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