ポンペオ氏は2024年の出馬を排除しない 世界はバイデン氏を見ている

ポンペオ氏は2024年の出馬を排除しない 世界はバイデン氏を見ている

https://www.epochtimes.jp/2021/03/69443.html

3月3日、前米国務長官のマイク・ポンペオ氏は、メディアに対し、2024年の米大統領選への出馬を排除ない、「常に準備している」と述べた。さらに、「世界の指導者は、バイデン氏とその政府を見ている」と話した。

Foxの司会者ショーン・ハニティ氏のインタビューで、ハニティ氏が、もしトランプ氏 が2024年の大統領選に出馬しないと決めたら、あなたが出馬するのかと問いかけた。
ポンペオ氏は 「私は常に戦う準備をしていて、アメリカを深く愛している、君と私は長く深く保守主義運動に参加している、私の目標は堅持していくことだ」と答えた。

ハニティ氏が「ポンペオ氏の返事が比較的確かな答えだ」と言った時、ポンペオ氏も意味を察して微笑んでいた。

バイデン政権の内政、外交に話が及ぶと、ポンペオ氏は民主党政権の指導の下、米国の外交政策が 「米国ファースト」 から 「まず米国を非難する (Blame American First) 」 に変わったと述べた。

「世界の指導者たちはバイデン政府をどのように見ているのか?特に習近平プーチン金正恩氏はどう見ているのか」。ポンペオ氏は懸念を示した。

「世界各国の指導者や私たちの世界各地にいる仲間たちが注目しています」「彼らは(バイデン政府の)一挙手一投足を見ています。
彼らはバイデン政府のやり方を観察し、厳しい時期に実際にどのようにプレッシャーを受け止めているのかを見ている」と述べた。

バイデン氏は就任して6週間になるが、大統領単独の記者会見は一度もしなかった。一方、トランプ政府はメディアと頻繁にやり取りをしていた。ポンペオ氏はそれを比較し、「トランプ大統領はいつも出てきて、メディアと常に話をしている、おそらく現代のどの大統領よりも多いだろう。彼はマスコミと幅広い話をした」と指摘した。

ポンペオ氏はバイデン政府の話に転じ、 「指導者はそれができないときに、質問に答えられないとき、自分の政策を説明できないとき、まるで後ろに隠れているかのように見える。何が原因であれ、段取りが悪かったり、本当に時間がなかったたりかもしれないが、世界の指導者がみなよく見ていて、よく考えている」と話した。

ポンペオ氏は 「米国が弱腰になると、全世界に配備された兵士、海軍、空軍、海兵隊に本当のリスクをもたらすことになる」。「弱腰は戦争の引き金になり、実力は相手に阻まれるかどうかの決め手になり、困難な時に味方が手を差し伸べるかどうかにもかかっている」と述べた。

ポンペオ氏はまた、中共アメリカにとって最大の脅威であり、米国の「基本的なライフスタイル」 にとって「最も持続的な脅威」 であると述べ、バイデン政権にもそのことを認めるよう求めた。「私は今回の政府がこの脅威を真剣に受け止めてほしい」 、「米国民は(この約束)を得られるべきであり、私は彼らが (この約束を) 求めてくることを知っている」 と述べた。

(翻訳編集:盧)



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【感想】

まだ57歳のポンペイオ氏は8年後でも脂の乗り切った65歳であり、福音派で、銃規制と中絶に反対する保守の中核である。昨年7月にはニクソン図書館で対中政策の転換を演説し、国務長官の退任前日にウイグルでのジェノサイドを認定した。ペンスとニッキー・ヘイリーが後退した現在、ポスト・トランプの最有力候補は、ポンペイオ氏かフロリダ州のデサンティス知事であろう。共和党及び愛国者にとり喫緊の課題は、選挙犯罪促進法であるH.R.1法案を否決させることである。H.R.1法案は、州の権利を侵害する違憲法案であり、上院で可決させるには60票すなはち共和党から10人を寝返らせなければならない。ポンペイオ氏が言うように、世界の指導者は、バイデンの言動を注視している。バイデンは一般教書演説も行われなければ、単独記者会見すら行っていない。また「ジェノサイドは文化だ」などと発言されては困るため、操っている側のスーザン・ライスはバイデンに単独で語ることを許さない。但し、選挙の洗礼を受けていないシャドー・プレジデントが実質的な権力を持つなら、正当性はなく憲法違反である。




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