中国外相、海警法を正当化 五輪通じた関係改善訴え

中国外相、海警法を正当化 五輪通じた関係改善訴え

https://www.sankei.com/smp/world/news/210307/wor2103070017-s1.html

中国の王毅国務委員兼外相は7日記者会見し、中国海警局に外国船舶への武器使用を認めた海警法の施行について「特定の国を対象にしたものではない。国際法に完全に合致している」と述べて正当化した。東京五輪と来年の北京冬季五輪を通じて日中関係を改善したい意向も示した。

 王氏は海警法に類似した法規は日本を含む多くの国が施行していると主張した。

 東京、北京の五輪開催で両国が協力し合うことで「国民の友好的な感情を深め、関係発展を促す機会にできる」と述べた。

 王氏は北京で開かれている全国人民代表大会全人代)に合わせ会見した。新型コロナウイルス対策のため、王氏と別会場にいる報道陣をオンライン方式で結んで開いた。記者らは事前にPCR検査を受け、中国外務省が陰性を確認の上、参加を認めた。(共同)



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【感想】

中国は、外国船舶に対して武器使用を認めた海警法を施行した。完全な国際法違反であるが、今や中国は国際協調など気にしていないヤクザ顔負けの居直り強盗である。王毅による「海警法は国際法に合致している」との発言は海外に向けてのメッセージではなく、習近平に向けてのアピールと見れば納得できる。かつて南シナ海に勝手に九段線を引き中国の領海と主張した。国際司法裁判所から根拠なしと判決が出ると、紙切れだと暴論を吐いて開き直った。香港で成立した国安法を、字義通り解釈すれば、日本人が日本で習近平の悪口を言っても逮捕されることになる。今回、中国に外国人が入国する際に、PCR検査を肛門で行うと発表した。女性訪問客も裸にして屈辱的な姿勢をとらせ肛門に綿棒を入れるとすれば、不快どころではない。完全な奴隷扱いである。最近の世界各地で行われる世論調査では、中国に対する親近感は急降下し、天安門事件の時よりも下回った。しかし、中共幹部は外国での世論動向など気にしていない。外国のトップさえ工作で弱みを握れば、その外国なんぞ、如何ようにも操れると思っている。




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