EU5カ国、中国大使を相次ぎ召喚 北京の報復制裁に抗議

EU5カ国、中国大使を相次ぎ召喚 北京の報復制裁に抗議

https://www.epochtimes.jp/2021/03/70435.html

欧州連合EU)が新疆ウイグル自治区の人権問題をめぐり、中国当局者に対する制裁措置を発表したことを受け、中国政府は直ちに報復として、EU諸国に対して制裁を科した。 フランス、ドイツ、ベルギー、デンマーク、オランダなどは23日から、次々と中国大使を召喚して抗議した。

中国の制裁リストには欧州議会の議員5人、オランダ、ベルギーなどの国会議員を含む個人10人と4団体が含まれている。制裁対象となった団体はEU理事会政治・安全保障委員会(Political and Security Committee of the Council of the EU)、欧州議会人権小委員会(Subcommittee on Human Rights of the EU Parliament)、ドイツのシンクタンクメルカートア中国問題研究所」(Mercator Institute for China Studies)、デンマークの「民主主義の同盟」(Alliance of Democracies Foundation)などの4団体で、いずれも中国を批判したことがある。

オランダは23日、ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツは24日、中国大使を召喚して抗議を行った。

ベルギーの「Knack」誌によると、同国のソフィー・ウィルメス(Sophie Wilmès)外相は22日、中国当局によるEUの団体や欧州議会議員に対する制裁措置に強く反対すると表明した、と報じた。

ドイツ外務省も中国の吳懇大使を召喚したことを発表した。

ドイツ政府は「中国による欧州議員、科学者、政治機関、非政府組織に対する制裁は、欧中関係を不必要に緊張させた」と中国を批判した。

(以降、URL参照)




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【感想】

EUの抗議は中国大使の召喚であるが、中国の報復は留学生の拘束であり、重みが異なる。また中国の駐仏大使はフランスをゴロツキ呼ばわりしてヒンシュクを買っている。そしてEUと米加が共同でウイグルジェノサイドや北京オリンピックに対処しようとしており、単独で制裁するよりも評価できる。日本以外のG7ウイグル問題で一致団結しているので、日本も旗幟鮮明にしてもらいたい。最近トランプ大統領が立候補者への推薦を出すだけでなく、政治的な発言をするようになってきた。インタビューの中でホワイトハウスを去る際にバイデンに宛てた手紙に言及した。巷では「誰が勝ったか知ってるよな、ジョー」と噂されていたが、実際には数ページの手紙で、バイデンの仕事に期待する内容だったという。この先、トランプ大統領が、ウイグルジェノサイド問題や北京オリンピック開催地に関して発言するようになれば、影響力は絶大で外交問題にもなりかねない。安倍首相は目立つ動きはしないだろうが、弟の岸信夫氏が昇格する際には、豊富な人脈を駆使して応援すると確信している。




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