WHO顧問、実験室流出説の状況証拠は「圧倒的にある」

中共ウイルス>WHO顧問、実験室流出説の状況証拠は「圧倒的にある」

https://www.epochtimes.jp/2021/04/71058.html

世界保健機関(WHO)諮問委員会で顧問を務めるジェイミー・メツル(Jamie Metzl)氏はこのほど、「圧倒的な状況証拠」によって、中共ウイルス(新型コロナウイルス)は中国の武漢ウイルス研究所から流出した「可能性が非常に高い」と示した。豪メディア「スカイ・ニュース(Sky News)」が4日、伝えた。

WHOは3月30日、中共ウイルスの発生源に関する報告書を発表した。同報告書は、様々な仮説の可能性についてランク付けした。この中で、ウイルスが中間宿主を介してコウモリからヒトに感染する、いわゆる人獣共通感染症パンデミックの原因である可能性が「最も高い」とした。コウモリからヒトへの直接感染の可能性はその次に高い。しかし、武漢ウイルス研究所から流出した可能性は「極めて低い」という。

メツル氏は4日、スカイ・ニュースの取材に対して、WHOが単独でこの現地調査を行ったのではないとし、今回の調査は「WHOの1つの独立諮問委員会」と「中国側のチーム」の「共同研究である」と強調した。同氏はまた、この調査は「すべての仮設を検証できていない」と指摘し、権威あるものとは言えないと話した。

「重要なのはパンデミックの発生源を調べる際、可能性のあるすべての仮説を徹底的に検証する必要があると思う」とメツル氏は述べている。

同氏はさらに、「私の見解では、この合同チームの研究結果には信ぴょう性と妥当性がない。調査員らはいくつかの仮説を検証したが、他の仮説を検証しなかったにも関わらず、軽率にも異なる仮説の可能性をランク付けした」とした。

メツル氏は、「私は中共ウイルス(SARS-CoV-2)が実験室の漏洩事故から始まったと断言できないが、(実験室流出説を裏付ける)状況証拠は圧倒的にある」と話した。

同氏は、状況証拠として武漢市にキクガシラコウモリが生息しておらず、武漢市には中国唯一のバイオセーフティレベル4のウイルス研究室があり、「中国当局は感染が起きた初日から、サンプルの廃棄、データベースなどの情報記録の隠蔽、ジャーナリストの投獄など、大規模な隠蔽工作を始めた」と挙げた。

トランプ前米政権下で米疾病対策センター(CDC)の所長を務めたロバート・レッドフィールド氏は3月26日、米CNNのインタビューで、中共ウイルスは武漢ウイルス研究所から「流出した」と発言した。同氏は「この説を信じない人もいるが、最終的には科学で解明される」と述べた。同氏は今年1月20日、バイデン政権の発足に伴いCDC所長を退任した。

(翻訳編集・張哲)



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【感想】

一昨年末、武漢でウイルスが発生した時、中共幹部は現地以上にパニックし、手段を選ばず、証拠隠滅し、注目を逸らし、開き直った。そして直接証拠の多くは隠せても、状況証拠は隠せなかった。中国だけが非難されることを避けるため、敢えてウイルスの封じ込めを緩くして、世界中に感染が広まった。そして、世界中を戦狼外交で恫喝し、最後はウイルスに勝利した国として振る舞い自画自賛した。中国に関しては、以前から中国経済崩壊論などがあるが、資本主義経済の理屈で中国経済の崩壊は予想できないと思う。いざとなれば、独裁国家なので、人権も環境も無視して締め付けられるし、最後は外に敵を作って暴れることもできる。中国はソ連の崩壊を十分に研究しているため、ソ連以上に難敵であると覚悟しなければならない。




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