中国が台湾侵攻の計画を加速 3年以内に実行の可能性=専門家

中国が台湾侵攻の計画を加速 3年以内に実行の可能性=専門家

https://www.epochtimes.jp/2021/04/71237.html

中国政府が台湾に対する軍事演習を強化する中、専門家は中国共産党が台湾侵攻計画を加速させていると警告する。

台湾国防部によると、3月26日に20機の中国軍機が台湾の防空識別圏ADIZ)に入った。中国軍機には核兵器を搭載できるH-6K爆撃機4機、J-16戦闘機10機、Y-8対潜哨戒機2機、KJ-500空中早期警戒管制機などが含まれている。これは国防部がこれまでに報告した中で最大規模だった。

昨年1月に再選された台湾の蔡英文総統は、中国共産党の脅威に対して強硬な姿勢をとる一方、米国との協力を強化しており、中国の台湾に対する軍事行動はエスカレートしている。

昨年、中国空軍が台湾の防空識別圏に侵入した回数は約380回で、1996年以来最高を記録した。今年に入ってからも、中国軍機はほぼ毎日防空識別圏に侵入しており、台湾の東沙島付近では中国が無人偵察機を飛ばしている事も報告されている。

軍事行動と並行して、中国政府は台湾に対する脅迫発言を強めている。今年初め、中国の国防報道官は、台湾が独立を宣言すれば戦争をすると脅した。

現地メディアによると、3月29日、台湾の防空識別圏に中国機が進入し、台湾の迎撃機の操縦士が空域から「出て行け」と警告すると、中国機のパイロットは「これは全て我々のものだ」と言ったという。

(以降、URL参照)



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【感想】

米インド太平洋司令部アキリーノ司令官には、台湾に関する最重要な情報が集まる。そのアキリーノ司令官が誰よりも危機感を示している。中国はウイグルの人権蹂躙で世界中からの締め付けが強くなっているが、ウイグルや香港で融和策を取ることは中国の崩壊につながるため緩めることはできない。そのため習近平は焦り出している。もし北京オリンピックでボイコットが多発して失敗すると、メンツ丸潰れとなり、習近平は引き摺り下ろされる。そのため国内向けに実績を誇示しようとして、台湾獲りの賭けに出る危険性がある。その場合に、直接台湾本島に正面攻撃を仕掛ける可能性は低いと見る。むしろ台湾領有の離島(馬祖、金門、澎湖)を奪いに来る可能性が高いと見る。裏をかいて反対側の離島(小琉球、亀山島、緑島、蘭嶼)を狙って来るかもしれない。あるいは先に足場作りと国際世論の様子見も兼ねて、無人島の尖閣に上陸して来るかもしれない。そうなると、戦後76年目にして日本領土で有事を迎え正念場となる。




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