イスラエルが米国防長官と会談、対イランでの協調確認
イスラエルが米国防長官と会談、対イランでの協調確認
https://www.epochtimes.jp/2021/04/71408.html
[エルサレム 11日 ロイター] - イスラエルのガンツ国防相は11日、同国を訪問中のオースティン米国防長官と会談し、イランへの対応で米国との協調を確認した。また、米国がイラン核合意に復帰する場合、イスラエルの安全が守られるようくぎを刺した。
会談後、ガンツ国防相は「米国はイランだけでなくあらゆる行動における完全なパートナー」とし、「イランとのいかなる合意も世界と米国の利益を確保するよう、そしてわが国周辺地域における軍事競争を阻止しイスラエルを守るため、米国の同盟国と緊密に行動する」と述べた。
バイデン政権主要メンバーによるイスラエル訪問は今回が初めて。オースティン国防長官は、米国にとってイスラエルとの同盟は地域の安全保障の中核との認識を示した。
オースティン氏はネタニヤフ首相とも会談する。ネタニヤフ首相は、米新政権のイラン核合意復帰への積極姿勢に懸念を示している。
【感想】
バイデンが米軍をグリップできているか疑問である。もし、台湾や中東で不測の事態が発生した場合、政権と米軍の間に立つ元軍人のオースティン国防長官の役割は大きい。こうした訪問を通して軍部の信頼を掴んでおいてもらいたい。トランプ大統領の時にはイスラエル寄りの立場で、エルサレムを首都に認定し、イスラエルとバーレーン及びUAEが手を握り、中東和平が飛躍的に進展した。バイデン政権に代わって、イランに融和的になるのではと懸念していたが、オースティンのイスラエル訪問で、とりあえずトランプ路線の継承が判明し、少し安心した。今後は、単純なイラン核合意への復帰ではなく、歯止めが掛けられる形での復帰となることを期待したい。
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