中国の気候変動対応「好意的でない」、公約履行は不透明=米高官
中国の気候変動対応「好意的でない」、公約履行は不透明=米高官
https://www.epochtimes.jp/2021/05/72415.html
[ワシントン 30日 ロイター] - 米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は30日、中国の気候変動に関する協力を好意的なものとして捉えておらず、中国政府が排出量削減の公約を完全に履行するかは不透明だと述べた。
バイデン大統領は先週、世界40カ国・地域の首脳が参加したオンラインでの「気候変動サミット」を開催。中国の習近平国家主席は二酸化炭素(CO2)排出量について60年までに実質ゼロにするという昨年示した目標を堅持した。
サリバン氏は、中国の気候変動に関する協力を中国政府が米国のために行っている好意的なものとして捉えているわけではないと指摘。「気候変動への対応は世界のあらゆる重要な国の基本的な責任だ」とした上で、中国が全面的に協力するかどうかは分からないとの見方を示した。
また、3月に開催された米国・日本・オーストラリア・インドの4カ国首脳会談(クアッド・サミット)はバイデン政権発足後100日間における大きな成功の一つだったと評価。会談により「中国の言動、活動、侵略を効果的な方法で管理するためのより良い状況とムードを作り出せた」と述べた。
【感想】
気候変動問題を自由経済の元で効果的に進展させようとしても無理がある。身勝手な中国は2030年まで規制なしで、その後も約束を守るとは思えない。共産主義者はロシア革命を成功させ、全世界に工作員を浸透させ、共産暴力革命を画策したが、上手く行かず、伝統文化を破壊する路線に方針転換した。ソ連が崩壊すると共産主義者の矛先は、気候変動問題と差別問題に向かうようになった。気候変動対策をすればする程、資本主義経済を弱める結果となる。バイデン政権は、気候変動問題で前のめりになり過ぎると、アメリカ経済を弱めて中国の思う壺となる。バイデンは「安全保障上の最大の問題は気候変動問題である」とピントのズレた発言をしているため、心配である。不法移民を受け入れる政策を採って、国境問題が手に負えなくなった様に、気候変動問題で勇み足をすると、世界経済を振り回すことになる。進次郎には下手に踊らされないようにしてもらいたい。
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