SBなど「空飛ぶ基地局」実現へ 太陽光発電動力に成層圏から広範囲に電波、法整備に課題も

【経済インサイド】SBなど「空飛ぶ基地局」実現へ 太陽光発電動力に成層圏から広範囲に電波、法整備に課題も 

https://www.sankei.com/smp/economy/news/210516/ecn2105160001-s1.html

 電波が届きにくい山間部や離島、海上などでの通信サービスを可能にする、「空飛ぶ基地局」の構想が実現に向かっている。太陽光発電を動力として地上約20キロを飛ぶ無人飛行機に基地局機能をもたせる仕組みで、ソフトバンクなど国内の携帯電話大手が研究を開始。災害時の活用も期待され、早ければ令和5年度にも実用化される見通しだ。ただ、現状では法律上の運用ルールが決まっておらず、第5世代(5G)移動通信システムの安定運用には通信インフラも重要となるだけに、政府による環境整備が欠かせない。

ソフトバンクの子会社のHAPSモバイルは昨年9月、米ニューメキシコ州基地局機能を持つ無人航空機「サングライダー」のテストフライトを行った。全長78メートルの機体は20時間以上を飛行。世界で初めて地上20キロの成層圏から地上へ、スマートフォンの通信方式である「LTE通信」を成功させた。

 成層圏を飛ぶ基地局は地上の基地局に比べて電波が届く範囲が格段に広い。高さ40~50メートルの鉄塔に据えられる一般的な基地局のカバー範囲は直径数キロ程度だが、成層圏を飛ぶ基地局は同約200キロをカバーできる。また山間部や海上のような地上での基地局設置が難しい場所にも電波を送ることが可能。雲よりも高い成層圏は常に晴れており、機体は太陽光発電を動力として、理論上は半年程度も飛び続けられるという。

(以降、URL参照)



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【感想】

習近平が「世界のインターネットの覇権を握れ」と檄を飛ばし、アメリカではトランプ大統領ツイッターアカウントが停止され、SNSの影響力は誰もが認めるところとなった。既にメディアを追い越しているとも言える。そして草莽が崛起する原動力ともなっている。4G時代までの基地局はビルの屋上などであったが、将来、スターリンク計画が実現すれば、数万の人工衛星が連携して世界中をカバーし、地上基地局は不要となり、個人毎の端末が直接衛生と繋がり、独裁国家による情報統制は困難となる。今回、その橋渡しとして空飛ぶ基地局がLTE通信を成功させた。これから5Gが普及し6Gに向かう上で新しい技術革新を予感させる。今までも普及していた技術を超える技術が登場しようとした際に、更に新しい技術が捲った例を数多く見てきた。ISDNをADSLが一気に超えた。OS2をWindowsが瞬殺した。次は5Gと思っている間に、実は6Gの胎動は始まっているのかもしれない。




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