将棋、来月の棋聖戦に注目

藤井棋聖に挑む渡辺三冠「棋界の立ち位置」決める棋聖戦

https://www.sankei.com/smp/premium/news/210523/prm2105230002-s1.html

6月6日開幕の将棋タイトル戦「第92期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)で、藤井聡太棋聖(18)=王位=に挑戦するのは、渡辺明三冠(37)=名人・棋王・王将=に決まった。前期と立場が違えど、同じ顔ぶれとなった。藤井棋聖にとって棋聖は初のタイトルで今回、初の防衛戦だ。渡辺三冠は棋聖を奪還し、自身初の4冠を目指す。今年の将棋界で最も注目される戦いが始まる。 

第一人者の試金石

 「今回の五番勝負は、これからの(将棋界での)立ち位置を考える上での試金石となる」。今月7日、東京都内で行われた第70期王将就位式で、棋聖戦への意気込みを記者団から尋ねられた渡辺三冠。棋界の第一人者として、藤井棋聖と対決する覚悟がにじんだ。

(以降、URL参照)



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【感想】

今回は、個人的な関心事に対する私見です。

室内ゲームの中で将棋は日本文化を表している。緻密な思考や統一されたルールは日本人の感性に合っている。そして麻雀は中国大陸の文化を表し、懐の深さを感じる。最近は中国に対してネガティブな感覚を抱いているが、中華料理と麻雀では中国に感謝したい。さて、最年少記録を次々と塗り替える藤井聡太二冠に第一人者渡辺明三冠が挑む棋聖戦は、藤井時代の到来を告げるタイトル戦となるかもしれない。藤井二冠は、デビュー以来29連勝で一躍、時の人となり、それ以降、全棋士は入念な戦法の研究などを準備して対局に臨むようになった。その中で毎年8割以上の勝率は驚異的である。対戦棋士の藤井評も、最初のイキのいい若武者が登場したな、から、既に実力はトップクラス、そして、異次元の強さ、と変わっていった。ある棋士は「積んでるエンジンの馬力が違った。自分が普通の車を運転していて、相手はスポーツカーくらいかなと思っていたら、ジェット戦闘機で追い抜いて行った」と感想を語った。初タイトルを奪取した昨年の棋聖戦渡辺明三冠の敗戦の弁が「負け方がどれも想像を超えていた」と完敗を認めた。初めてのタイトル戦では、得体の知れない若者と認識されていたとしても、2回目の今年も渡辺三冠を圧倒して防衛すれば、かつて谷川を打ち倒して羽生時代となったような衝撃がある。将棋は日本文化の象徴のように感じる。令和の時代となり、日本が生まれ変わって飛躍する時を迎えようとしているようだ。




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