日英防衛相会談、英はインド太平洋地域に2軍艦を常駐と発表

日英防衛相会談、英はインド太平洋地域に2軍艦を常駐と発表

https://www.epochtimes.jp/2021/07/76358.html

岸信夫防衛相は20日、訪日中の英ウォレス防衛相と日英防衛相会談を行った。公表によれば、双方は英空母打撃群が日本に寄港し、自衛隊と共同訓練を実施することは、日英防衛協力が「新たな段階」に入ったことを確認した。さらに「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現には、英国の関与は「強固で不可逆的」であるとの認識を共有した。

英国側の発表によると、インド太平洋地域に英国海軍の軍艦2隻を常時配備させることを表明した。これに先がけて英国防省が発表した声明によれば、英海軍リバー級洋上巡視船「HMSスペイ」と「HMSタマー」が、8月下旬からインド太平洋地域に配備され、オーストラリアや日本、シンガポールとの共同活動に加わるという。

防衛省によると、英空母打撃群の訪日時の寄港は9月で、英空母「クイーン・エリザベス」が在日米軍横須賀基地に、その他の英・米・オランダの艦船による随伴艦は、海上自衛隊の横須賀(神奈川県)、舞鶴京都府)、呉(広島県)の各基地、そして、在日米軍佐世保海軍施設などにそれぞれ寄港する。

両大臣は、東シナ海南シナ海をめぐる情勢について、「力による一方的な現状の試みや緊張を高めるいかなる行為に強く反対する」との意思を改めて表明した。そして、法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序、特に国連海洋法条約が重要との認識を一致させた。

佐渡道世)



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【感想】

様々な利害が絡み合い1902年の日英同盟から120年ぶりに日英同盟の復活なるか、期待が高まる。地政学的にも島国で海洋国家の日本は、海洋国家と手を組んだ時代には国運が向上し、大陸国家に近づくと国運が衰退した。すなはち大英帝国との日英同盟や、世界一の海軍を保有する日米同盟を基盤として安定の元で発展をしたが、大陸国家ドイツと日独伊三国同盟を結んだ際には、壊滅的打撃を被った。EUを離脱したイギリスはTPPへの加入を模索しており、天皇陛下はイギリス留学のご経験があり、英王室との繋がりは深い。大陸国家の中国が海洋進出を果たす前に、海洋国家群のクアッド日米豪印+英の連係を強化して、国難に備えたい。




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