中国による尖閣諸島近辺への侵入頻度の増加により高まるリスク

中国による尖閣諸島近辺への侵入頻度の増加により高まるリスク

https://www.epochtimes.jp/2021/07/76550.html

日本防衛省の発表では、ここ数か月の間に中国船旗を掲げる船舶が沖縄県尖閣諸島周辺の接続水域に連続で違法侵入したことを受け、日本政府は懸念を表明し海上保安庁(JCG)が万全を期した警備措置を講じている。

専門家等の見解によると中国による威嚇的な侵入頻度が増加していることで対立・紛争リスクが高まり、結果として日本の同盟国である米国が何らかの行動に出る可能性がある。

2021年2月中旬から6月上旬にかけて中国船舶による尖閣諸島周辺海域への侵入はほぼ毎日のように続いており、ここ数年の間に中国の攻撃的行為の頻度は高まるばかりであると、防衛省は発表している。

日本が長年にわたり実効支配している尖閣諸島を中国は自国領土と主張している。

岸信夫防衛相は2021年6月4日の記者会見で、「中国は東シナ海において力を背景とした一方的な現状変更の試みを継続している」とし、「海軍艦艇の恒常的な活動の下で、わが国の抗議にも関わらず中国海警局の船舶が尖閣諸島周辺のわが国領海への侵入を繰り返している」と述べている。

ランド研究所のティモシー・ヒース(Timothy Heath)上級国際防衛研究員はFORUMに対して、中国の継続的な侵入の動機には同国政府の資源への渇望と領土に対する野心の両方が含まれていると話している。

ヒース研究員の説明によると、中国が紛争海域の支配に躍起になるのは領有権を確保することで自国漁船が漁業を操業し、石油探査船による調査を実施できるという商業上の理由があるだけでなく、多くの漁船は中国政府の指揮系統下にあり海上民兵としての役割を果たしている。

内閣官房副長官補を務めた経歴のある同志社大学の兼原信克特別客員教授は、2021年7月に日本関連ニュースを世界に発信する「JAPAN Forward(ジャパンフォワード)」ウェブサイトに掲載された記事で、1969年の国連報告書で尖閣諸島付近における石油鉱床の可能性が発表されるまで、同諸島に関心を示した国は皆無であったと述べている。

ヒース研究員は、「尖閣諸島と周辺海域は台湾周辺からより広い太平洋へ出る場合の戦略的な中継点となる。特にPLAN[中国人民解放軍海軍]にとっては、より広大な太平洋でその存在感を拡大して影響力を強化するための重要な玄関口となるわけである」と話している。

尖閣諸島警備の主要任務を負っている海上保安庁が中国船舶による侵入の監視と日本船舶の護衛を実施していると説明した岸防衛相は、一方で海上自衛隊(JMSDF)が哨戒機を展開して中国船舶の「状態を監視」していると発表している。

(以降、URL参照)



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【感想】

中国が尖閣周辺に違法侵入すれば、日本は懸念を表明するだけである。しかし日本が台湾有事は存立危機事態であり集団的自衛権を行使し得ると発言すると、中国は「核兵器を撃ち込むぞ」とヤクザ国家らしい恫喝をした。欧米では、この恫喝が大問題となったが、日本では大手メディアで全く報道されないことが大問題である。こうなると「おとなしく中国の言う通りになっていれば、核兵器も撃ち込まれず、平和で良い」と主張する左翼もいるが、その言葉は「日本もウイグルチベットのようになればいい」と言っていることと同じである。日本が中国の核の恫喝に屈すれば、中国の属国となり、日本国民は奴隷となり、拷問され強姦され臓器を強奪される。奴隷国家となるくらいなら核武装した方が良い。




by ロード



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