「軍は習近平に忠誠を誓っていない」 元海軍将校が語る中国軍の内情

「軍は習近平に忠誠を誓っていない」 元海軍将校が語る中国軍の内情

https://www.epochtimes.jp/2021/08/77193.html

米国に亡命した中国海軍司令部の元参謀(中佐)である姚誠氏は、8月2日に大紀元の独占インタビューで、中国軍の腐敗ぶりや超限戦について語った。

同氏によると、中国軍の腐敗は鄧小平政権時代に始まった。兵士の待遇が悪かったので、当時の鄧小平総書記は軍隊に、「我慢して現地の建設を支援しよう」と呼びかけた。このように、鄧は軍隊がビジネス開発を行うことを奨励し、軍隊における拝金主義と腐敗への道を開いたのである。

「例えば、海南省に特区(自由貿易区)ができた1985年には、日本車が輸入され、免税で安価に購入できた。その後、軍が揚陸艦や飛行機を使って、日本から車を運び中国全土で売り払っていた。軍の腐敗は1980年代半ばから始まった」

江沢民政権になると、軍はビジネスを展開するだけでなく、軍幹部は賄賂を受け取ったり、官職を売買したりするようになった。軍には監査部門がなく、汚職が野放しになっていた。軍の腐敗は江沢民時代に頂点に達した。

2012年に政権を握った習近平は、江の盟友である郭伯雄徐才厚をはじめとする多くの軍幹部を失脚させ、軍部の大粛清を行った。また、中央軍事委員会の監査室を設置し、汚職を取り締まった。

共産党内の闘争は熾烈で、江沢民の権力は軍部に深く根付いており、習近平がいつまで政権を維持するかは不透明である。そのため、多くの将校は立場を表明せず、様子見をしている。軍隊は習近平に忠誠を誓っているわけではないという。

(以降、URL参照)



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【感想】

中共と中国軍に愛想を尽かして亡命した人物の証言なので、話半分として聞いても、中国軍の実情は酷い。ハッタリはできても、いざ開戦となれば愛国心は吹き飛んでしまう。この記事を見て分かる通り、習近平だけが悪いのではなく、鄧小平も悪く、江沢民も悪い。中国共産党では悪賢くなければ生き延びられない。中共は敵軍はもちろん、自国民が何人死のうがお構い無しのモラルのない国家である。こんな国に覇権を取られては、人類全体の悲劇となる。




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