敵基地攻撃 防衛相「議論加速を」 安倍談話1年

敵基地攻撃 防衛相「議論加速を」 安倍談話1年

https://www.sankei.com/article/20210910-4HPUYRF22BJJ3EO5SENUNKBQ2U/

岸信夫防衛相は10日の記者会見で、安倍晋三前首相が敵基地攻撃能力の保有の議論を促す談話を発表してから11日で1年になるのを前に「(敵国の)ミサイル発射に対し、弾道ミサイル防衛でわが国の平和と安全を守れるかという問題意識について議論を加速させたい」と述べた。

政府は昨年6月に地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」計画を断念。談話は、安倍氏が退任する直前の9月11日に発表され、代替策について敵基地攻撃能力保有を念頭に検討するよう次期政権に促した。

後継の菅義偉(すが・よしひで)首相は昨年末に代替として「イージス・システム搭載艦」新造などを閣議決定したが、敵基地攻撃能力については事実上棚上げしていた。



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【感想】

敵基地攻撃能力と呼ぶと、憲法9条専守防衛の精神から逸脱した先制攻撃を連想させるが、同じ概念を敵基地無力化と呼べば、自衛手段の印象が強くなる。安倍晋三首相から岸信夫防衛相へと渡されたバトンで、どこまで議論は進んだのであろうか。敵国の核ミサイルが領空に入ってから撃ち落とそうとしても限界はある。サイバー攻撃による敵基地無力化ができる自衛隊法の改正が急がれる。法整備がされないと、自衛隊は装備も整えられず、訓練も行えない。自国防衛を怠るとウイグルウクライナのような悲劇に日本は襲われる。




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