岸田総裁、「3A」取り込み 衆院選へ党内基盤強化

岸田総裁、「3A」取り込み 衆院選へ党内基盤強化

https://www.sankei.com/article/20210930-VEYXOOKSD5ND3KZKUYKV6VGD34/

自民党岸田文雄総裁が甘利明税調会長を幹事長に、麻生太郎副総理兼財務相を副総裁にそれぞれ起用するのは、岸田氏を支える意向の安倍晋三前首相を含めた「3A」を取り込んで盤石ではない党内基盤を確立し、目前に迫った衆院選に万全を期す狙いがある。

岸田氏は、総裁選勝利に貢献した甘利氏について、早い段階から幹事長への起用を思い描いていた。総裁選の決選投票で岸田氏に多くが加勢した最大派閥の細田派(清和政策研究会)が幹事長ポストを求める動きもあった。しかし、最終的に側近らからの「幹事長は意中の人を据えるべきだ」との進言を受け入れた。

安倍、麻生、甘利の3氏は姓の頭文字から「3A」と呼ばれる。麻生氏は菅義偉政権も含め8年9カ月の長期にわたり政権の中枢を担ってきた。甘利氏は第2派閥の麻生派志公会)に所属し、安倍政権でアベノミクスの推進や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉に携わった。

甘利氏は選対委員長として令和元年参院選を指揮した経験もあり、首相就任後ただちに衆院選に臨む岸田氏には心強い。甘利氏側近は「他派閥の領袖(りょうしゅう)クラスと渡り合えるのは甘利氏以外にいない」と語る。

(以降、URL参照)



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【感想】

注目の人事は、甘利幹事長、松野官房長官となった。岸田派からの起用が、未だ発表されておらず、岸田首相らしい人事と言える。何はともあれ、河野首相を阻止でき、二階幹事長を排除できたことは良かった。高市政調会長は次回の飛躍への踏み台となった。もし今回、一匹狼だった高市首相が誕生すると、党内基盤が脆弱でリベラルなマスコミに袋叩きにあって、やりたい政策も実行できず、短命政権に終わるとコメントしていた論客もいた。高市政調会長知名度は確実に上がった。推薦人になった議員を中心に党内の人脈を固めれば、次期首相は固く、長期政権を敷いて、日本を抜本的に改善していただきたい。




by ロード



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