彭帥選手問題 異様な国だと再認識せよ

彭帥選手問題 異様な国だと再認識せよ

https://www.sankei.com/article/20211123-EG6OUHZRBJKFJNBT3GXK26IIUQ/

これを黙って信じろという方が無理だろう。全ての事柄が政権の都合に左右される中国という国の異様性が浮き彫りになるばかりである。
国際オリンピック委員会(IOC)は、バッハ会長が中国の女子テニス選手、彭帥さんと約30分間、テレビ電話で通話して無事を確認したと発表した。彭帥さんは女子テニスの四大大会をダブルスで2度制したトップ選手で、中国の元副首相に性的関係を強要されたと訴えた後、安否が懸念されていた。
IOCは「北京の自宅で安全かつ元気にしているが、今はプライバシーを尊重してほしい、と彼女は説明した」とした。通話には中国の李玲蔚IOC委員も加わり、性的暴行の被害については言及すらなかった。来年2月の北京冬季五輪を前に現地入りするバッハ氏は北京での夕食に彭帥さんを招待したという。だが会見場所はIOC本部のあるローザンヌなど、自由に発言できる中国国外でなければ疑念は払拭できない。

彭帥さんの安否について、ツアーを統括する女子テニス協会(WTA)は中国からの撤退を辞さない強い姿勢を示し、彭帥さんと連絡を取るための努力を続けていることを明かしていた。男子テニス世界1位のノバク・ジョコビッチや女子の大坂なおみも彭帥さんを心配する声を上げていた。
こうしたテニス界の毅然(きぜん)とした姿勢が彭帥さんとの通話公開につながったともいえる。ただ、通話の相手にそのWTAではなくIOCを選んだのは中国当局である。五輪本番を控えてIOCはこれまでも、新疆ウイグル自治区の人権問題などについても直接的な批判を避けてきた。IOCの弱腰は中国に利用されるだけだ。

(以降、URL参照)



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【感想】

中国もIOCも「政治とスポーツは別だ」と主張するが、中国ほどスポーツを政治利用する国もない。そもそも人権弾圧する中国に平和の祭典を開催する資格はあるのか。テニス選手が、自身の所属する女子テニス協会でなくIOCに連絡してきたことも不可解である。もはや外交ボイコットではなく、選手も含めた開会式ボイコットあるいはフルバージョンのボイコットや開催中止まで検討される段階となった。そして不倫事件ではなく性的虐待が本質であるが、この点をメディアは意図的に隠蔽操作する。SNSを中心に善が悪に対峙する運動を盛り上げなければならない。




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