北京五輪会場の目と鼻の先にある収容所・・人権団体が収容所マップ公開

北京五輪会場の目と鼻の先にある収容所・・人権団体が収容所マップ公開

https://www.epochtimes.jp/2022/02/86151.html

4日、北京冬季五輪が開幕した。数百人の子供たちが平和の象徴であるハトの模型を手に、ハート型を作るなど「華やかさ」を象徴した開会式となった。いっぽうで聖火の点火者に新疆ウイグル自治区出身のウイグル族の女子選手を起用するなど政治色の強い演出も際立った。
五輪のテーマ「ワンワールド、ワンファミリー(一つの世界、一つの家族)」は中国共産党が過去数年間、世界の舞台でたびたび繰り返してきた党を中心とする「団結」の呼びかけに似る。

人権擁護団体らによると、この「華やか」な大会を利用して、中国共産党は五輪会場からほんの数キロ離れた場所で行われている拘束や拷問などの弾圧行為を覆い隠そうとしている。

ニューヨークを拠点とする人権団体、法輪大法情報センターは北京五輪開幕に合わせて法輪功学習者たちが拘束されている収容所の地図を公開した。大会会場から数キロ先に法輪功学習者が拷問を受けているとされる収容施設が存在する。

法輪大法情報センター広報の張而平氏は、オリンピックの栄光と迫害現場が近接していることは「中共の悲劇的で欺瞞的な支配を浮き彫りにしている」と指摘。
「これほど多くの良心の囚人を虐待や拷問が行われる環境に拘束しながら、オリンピックを開催する大胆さと国際的な影響力を持つ政権は、地球上に他に存在しない」と声明を発表した。
五輪会場と収容所
法輪功は「真善忍」という3つの理念を指針とする精神修養法だ。心身の健康と道徳性の向上に顕著な効果が見られるとして1992年に伝えだされて以来、学習者の数はわずか7年間で数千万人から一億人に上った。しかし、中国共産党はこれを脅威とみなし、99年7月から弾圧政策を実施。今なおその迫害は続いている。
法輪功学習者を拘束している6つの収容施設は、2月5日にスピードスケート競技が開始された北京国立スピードスケート競技場から、およそ16キロ〜32キロ離れた場所に存在する。

(以降、URL参照)



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【感想】

五輪会場と強制収容所のマップを作成するために、どれほどの方が命の危険を冒したかと思うと胸が締め付けられる。近い所では散歩コースほどの距離で五輪会場から臓器強奪の拷問収容所があり、会場から収容所の方向にカメラを向けるだけで警察が寄って来る。北京オリンピックは、不正判定やドーピングが横行し、公平であるべきIOCが買収されていて、権威は失墜し、平和の祭典の名折れとなっている。




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