【本然世界に展開する真の父母様本体論論考 補足23】

【今回の記事では、岩崎栄樹さんの論考 補足23を掲載します。なお承認制だったコメント欄を開放しますので、感想や意見のある方は、当記事コメント欄に書き込んでください。by ロード】

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〈神性と二性性相が分からない菅井氏〉

菅井氏
「二代王様は聖霊の解説の中で、次のように表現されています。
「それで、私たちが、聖霊が降りたといったようなことを言う場合、皆さんご存知のように、お父様は、イエス様がそうであったように男性だったわけですが、お父様の中には女性的な性質もありました。」
ですから男性としての「聖霊」の性質の中に女性的な要素もあるということです。その女性的な要素に、中村さんは「聖神」という特別な存在としての位置を与えてしまったという事です。
岩崎さんは、中村さんが「聖霊聖神の関係の考察」の導入として書いている、「神性」の解説の間違いに気付かなかったのでしょうか。気付かなかったからこそ、鵜呑みにしてしまったのです。」

・全ての存在が二性性相になっているように、神霊(神様)が聖霊(男性性相)と聖神(女性性相)の二性性相になっているのです。その女性性相が聖神です。
菅井氏が言うように、「聖霊の性質の中に女性的な要素があって、その女性的な要素に、「聖神」という位置を与えた」わけではありません。
男性の中にも女性的な性質があるように、女性の中にも男性的な性質があります。全て二性性相です。男性は男性的要素が強く、女性的要素が弱い。逆に女性は、女性的要素が強く男性的要素が弱いわけです。
神様も同じく、男性的要素が強く、女性的要素が弱いのです。
その弱い女性的要素から女性を創造したのです。
そして、お父様は、「世界キリスト教統一神霊協会」と名付けられました。「世界キリスト教統一聖霊協会」ではありません。

中村氏
「堕落性」と正反対の性質が「神性」だとすれば、人間がもつはずだった「神性」は次の四つに分類することができると考えることができます。
 1.神と同じ立場に立って愛することができる
 2.自己の位置を守ることができる
 3.主管性を正しく立てることができる
 4.善を繁殖することができる
 これが「統一原理」で言う「神性」であり、堕落していなければ、人間はこのような四つの「神性」をもつようになっていたでしょう。

・「1.神と同じ立場に立って愛することができる。」これ一つとったとしても「神性」だと言うことができます。菅井氏はこの四つの他にどのようなことを神性だと主張するのでしょうか。


岩崎栄樹 拝






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