【本然世界に展開する真の父母様本体論論考 補足35】

【今回の記事では、岩崎栄樹さんの論考 補足35を掲載します。なお承認制だったコメント欄を開放しますので、感想や意見のある方は、当記事コメント欄に書き込んでください。by ロード】

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〈菅井氏の三位一体では重生が不可能〉

(一) 重  生  論

① 重生の使命から見たイエス聖霊
 イエスは、自分を訪ねてきたユダヤ人の官吏ニコデモに、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできないと言われた(ヨハネ三・3)。重生とは二度生まれるという意味である。

 ところで、父は一人でどうして子女を生むことができるだろうか。堕落した子女を、善の子女として、新たに生み直してくださるためには、真の父と共に、真の母がいなければならない。罪悪の子女たちを新たに生んでくださるために、真の母として来られた方が、まさしく聖霊である。ゆえに、イエスはニコデモに、聖霊によって新たに生まれなければ、神の国に入ることができない(ヨハネ三・5)と言われたのである。

 このように、聖霊は真の母として、また後のエバとして来られた方であるので、聖霊を女性神であると啓示を受ける人が多い。すなわち聖霊は女性神であられるので、聖霊を受けなくては、イエスの前に新婦として立つことができない。また、聖霊は慰労と感動の働きをなさるのであり(コリントⅠ一二・3)、エバが犯した罪を蕩減復帰されるので、罪の悔い改めの業をしなければならないのである。さらに、イエスは男性であられるので、天(陽)において、また、聖霊は女性であられるので、地(陰)において、業(役事)をなさるのである。

(二) 三位一体論

 創造原理によれば、正分合作用により、三対象目的を達成した四位基台の基盤なくしては、神の創造目的は完成されないことになっている。したがって、その目的を達成するためには、イエス聖霊も、神の二性性相から実体的に分立された対象として立って、お互いに授受作用をして合性一体化することにより、神を中心とする四位基台をつくらなければならない。このとき、イエス聖霊は、神を中心として一体となるのであるが、これがすなわち三位一体なのである。(原理講論キリスト論)

✳︎ここに出てくる「聖霊」は、韓国語原理講論では、全て「聖神」となっています。

【菅井氏の三位一体】
キリスト教の言う「聖父・聖子・聖霊」の関係は、「夜の神様(天のお父様)・真のお父様・お父様の聖霊」の三位一体として、発動されるお父様の聖霊により、被造世界のあらゆる万物、全ての人類と関連し合って展開しているのです。つまり、夜の神様の三位一体の様相と、昼の神様によって実現される真の父母を中心とした、全ての息子娘の三位一体とが密接に繋がりながら、天一国においての真の愛の世界が展開するのです。


重生とは二度生まれると言う意味です。

なぜ、我々が、もう一度生まれなければならないのかは、皆さんよくご存知なので書きません。

「ところで、父は一人でどうして子女を生むことができるだろうか。堕落した子女を、善の子女として、新たに生み直してくださるためには、真の父と共に、真の母がいなければならない。」

父は一人で子女を生むことはできません。真の父と共に、真の母が存在しなければならないのです。

「イエス聖霊は、神を中心として一体となるのであるが、これがすなわち三位一体なのである。」

これが、原理原本や原理講論の説く真の三位一体です。

しかし、菅井氏の三位一体は、上記のようになっています。

すなわち、『キリスト教の言う「聖父・聖子・聖霊」の関係は、「夜の神様(天のお父様)・真のお父様・お父様の聖霊」の三位一体』ということです。

真の母が存在しません。男だけです。キリスト教の三位一体です。
これで、どうして子女を生むことができるのでしょうか。

菅井氏の三位一体では重生が不可能なのです。
明らかに間違っていることが分かります。

岩崎栄樹 拝






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