【本然世界に展開する真の父母様本体論論考 補足46】

【今回の記事では、岩崎栄樹さんの論考 補足46を掲載します。なお承認制だったコメント欄を開放しますので、感想や意見のある方は、当記事コメント欄に書き込んでください。by ロード】

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〈菅井氏の三位一体は完全に間違っている〉


菅井氏が自分のブログで、3月17日にpeaceさんにコメントした内容が次のものです。

9. Re:無題
>peaceさん
「原理本体論」ではなく「真の父母様の本体論」です。

真の父母様とは究極的に、一人でも真の父母の真のお父様であり、その本体という事は、「聖父・聖子・聖霊の三位一体」の本体そのものという事になります。

その辺の違い、次元の違いが分からない方には、見えてこないし、理解も出来ません。

三位一体そのものが、神様を中心とする四位基台で成り立っているものです。
諸星くると2022-03-17 12:40:34


すごく分かりずらい文章です。
二ヶ所ありますが、私なりに考えてみました。

①まず一つ目、は次の文章です。

真の父母様とは究極的に、一人でも真の父母の真のお父様であり、その本体という事は、「聖父・聖子・聖霊の三位一体」の本体そのものという事になります。

真の父母様とは誰のことでしょうか。
私は、真の父母様とは、彼が言っているように文鮮明氏と理解しました。
そうすると、その本体は「聖父・聖子・聖霊の三位一体」の聖子にあたります。
図に表すと次のようになります。
   
       聖父(天のお父様・夜の神様)
     ↙️   ↘️   
 聖子(文鮮明氏)  聖霊(男か女か分からない対象)

これだと四位基台になりません。
男(文鮮明氏)と男か女か分からないような聖霊とでは、子女が繁殖できません。
すなわち、発展性がないのです。
人類が誕生できないということで、天一国はできません。


②二つ目は、次の文章です。

三位一体そのものが、神様を中心とする四位基台で成り立っているものです。

これを図に表すとどうなるのでしょうか。このようになるのでしょうか。

        神様
      ↙️   ↘️ 
 聖父(夜の神様) 聖子(文鮮明氏)
      ↘️   ↙️
        聖霊

おかしな図ですね。
多分、彼の言いたいことは、①の図のことだと思います。

彼は、キリスト教の三位一体を信じているのです。

「三位一体のシステムそのものから「愛」を相互間応答(reciprocate)しているわけです。
それで愛を相互間で応答するために人類が必要ではなかったのです。
そのため神が人類を作る必要がなく、したがって、これ(人類を作ったこと)は神の完全な恩恵になるのです。
これが現代神学の主たる結論です。」(下記の二代王のキリスト教の解説文より)

人類を作る必要はなかったそうです。
しかし、お父様はそのようなことは言われていません。
絶対に人類が必要だった。創造せざるを得なかった。
そのようなみ言がたくさんあります。
彼は、人類はおまけで造られたと言っているのです。
何度も言いますが、原理原本の三位一体は、神とアダムとエバの三位一体です。
明らかに、彼の三位一体の考え方は間違っています。



2021年3月23日キングスレポートより(キリスト教の解説文)
しかし、キリスト教(Christianity)では、キリスト論(Christology)の内容があり、イエスを神として扱っています。非常にレベルの高いキリスト論です。
人(man)であると同時に神であり、三位一体で創造以前から父と共にしていた存在であるということです。
それがキリスト教で扱われている「神は愛である」という内容です。
三位一体のシステムそのものから「愛」を相互間応答(reciprocate)しているわけです。
それで愛を相互間で応答するために人類が必要ではなかったのです。そのため神が人類を作る必要がなく、したがって、これ(人類を作ったこと)は神の完全な恩恵になるのです。これが現代神学の主たる結論です。


岩崎栄樹 拝






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