【本然世界に展開する真の父母様本体論論考 補足51】

【今回の記事では、岩崎栄樹さんの論考 補足51を掲載します。なお承認制だったコメント欄を開放しますので、感想や意見のある方は、当記事コメント欄に書き込んでください。by ロード】

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〈菅井氏の夜の神様には、母親がいた〉

本然世界に展開する真の父母様本体論P.52
生素とは神様の「真の愛で愛したい衝動」によって発動される愛そのものが「生素」となります。その「生素」を、神様自身が「愛したい衝動」の根底に、「真の愛に絶対服従して生きたい衝動」があると自覚することによって、自ら吸収して「真の根源者」として、見えない胎内から夜の神様として誕生することになったのです。P.52


上記の文章の意味がわからないので、少し考えてみました。そうしたら、次のような大変な内容を発見しましたので、下記に述べます。

①『生素とは神様の「真の愛で愛したい衝動」によって発動される愛そのものが「生素」となります。』と書いてあります。

しかし、原理講論には、次のように書いてあります。

「霊人体は神からくる生素(陽性)と肉親からくる生力要素(陰性)の二つの要素が授受作用する中で成長する。」

神からくる生素(陽性)です。


そして、原理本体論には次のように書いてあります。

「霊人体も肉身と同じように外部から陽的な栄養素と陰的な栄養素を受け、自体で生心と肉心が授受作用をしながら成長します。生心と霊体が授受作用をすると同時に、神様から生素という陽的な要素を受け、肉身から生力要素という陰的な要素を受けて成長し、完成するのです。生素は原理と愛であり、生力要素は肉身が造成した生命の力、すなわち原理を生活化した人格です。」

生素とは原理と愛です。


菅井氏は、『神様の「真の愛で愛したい衝動」によって発動される愛そのもの』と言っています。

どこから、「真の愛で愛したい衝動」という言葉が出てきたのでしょうか。

それは、彼の勝手な妄想の産物にほかなりません。


② 『その「生素」を、神様自身が「愛したい衝動」の根底に、「真の愛に絶対服従して生きたい衝動」があると自覚することによって』と書いてあります。

統一思想には、心情は「愛そうとする衝動」と書いてあります。彼の言う「愛したい衝動」と同じ意味です。

統一思想でいう「愛そうとする衝動」のさらに根底に、「真の愛に絶対服従して生きたい衝動」があると言っています。

そのみ言の根拠がどこにあるのでしょうか。

これも、彼が勝手に考えた妄想以外の何者でもないことがわかります。


③ 『自ら吸収して「真の根源者」として、見えない胎内から夜の神様として誕生することになったのです。』と菅井氏は続けています。

「見えない胎内から夜の神様として誕生した」ということは、どういうことなのでしょうか。

見えない胎内があったということは、夜の神様に母親がいたということになります。

第一原因のさらにもう一段上の母という原因があったということになります。

よって、本当の第一原因は母ということになります。

これは、天の父母様聖会の考え方に近いのではないのでしょうか。

それにしても、このような原理から離れた妄想の考えを、誰が教えるのでしょうか。聖霊でないことは確かです。


このような考えを支持する人たちの頭はどのようになっているのでしょうか。

菅井氏をはじめ、菅井氏を支持する方々、早く、早く目を覚ましてください。


岩崎栄樹 拝





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